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J-GLOBAL ID：201702225995644012   整理番号：17A1190284

ヒト臍帯血単核細胞の海綿体内注入ストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットにおける勃起不全を改善する【Powered by NICT】

Intracavernous Injection of Human Umbilical Cord Blood Mononuclear Cells Improves Erectile Dysfunction in Streptozotocin-Induced Diabetic Rats

著者 (10件)： Cengiz Tugba (Department of Pharmacology Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Kaya Ecem (Department of Biochemistry, Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Oral Didem Yilmaz (Department of Pharmacology Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Ozakca Isil (Department of Pharmacology Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Bayatli Nur (Department of Pharmacology Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Karabay Arzu Zeynep (Department of Biochemistry, Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Ensari Tugba Altun (Etlik Zubeyde Hanim Women’s Health Education and Research Hospital, Ankara, Turkey) ,  Karahan Tuna (Department of Anatomy, School of Medicine, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Yilmaz Enis (Department of Pharmacology Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey) ,  Gur Serap (Department of Pharmacology Faculty of Pharmacy, Ankara University, Ankara, Turkey)
資料名： Journal of Sexual Medicine  (Journal of Sexual Medicine)
巻： 14  号： 1  ページ： 50-58  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3225A  ISSN： 1743-6095  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 勃起障害(ED)は,糖尿病の男性における悪化させる。,その広範な利用性と低い免疫原性のために,ヒト臍帯血(HUCB)は,幹細胞に基づく治療のための貴重な源である。ストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットにおけるEDにHUCB単核細胞(MNC)の陰茎海綿体内注入の効果を決定すること。三十匹の成体雄Sprague-Dawleyラットを三群に分けた:(i)対照,(ii)ストレプトゾトシン(35mg/kg,8週間静脈内)により誘導された糖尿病,および(iii)MNCs(1×10~陰茎海綿体注射による6細胞)で処理した糖尿病ラット。FicollH ypaque法法により分離したHUCB MNCsは八人の健康なドナーから得られ,4週間後の糖尿病ラットに投与した。陰茎海綿体圧の比は平均動脈圧比内皮および神経マーカーの蛋白質発現,von Willebrand因子,神経型一酸化窒素シンターゼ,低酸素誘導因子-1α,血管内皮成長因子などウェスタンブロット法およびMassonトリクローム染色を用いたコラーゲンに対する平滑筋の相対面積を決定した。糖尿病ラットは対照ラット(0.56±0.02)と比較して平均動脈圧(0.26±0.04; P<.01)および糖尿病ラットにおけるMNC回復勃起機能処理(0.67±0.05)に陰茎海綿体圧の有意に減少した比を示した。浴研究では,神経原性弛緩と収縮反応は糖尿病海綿体組織,治療により回復したが有意に減少した。コラーゲンへの平滑筋の比率は処理により部分的に回復したが,von Willebrand因子量は,どの群でも変化しなかった。神経型一酸化窒素シンターゼと血管内皮成長因子レベルは減少したが,これは処理によって回復しなかった。糖尿病群における増加した低酸素誘導因子-1α蛋白質発現は,MNC処理糖尿病試料中の完全に正常化した。これらの結果は,HUCB MNC処理は勃起機能の回復を増強し,糖尿病ラットの神経原性勃起応答への低酸素誘導因子-1αとvon Willebrand因子経路の寄与のような多数の活性を促進できることを示唆した。治癒過程におけるHUCB MNCは,適応再生反応を含み,糖尿病の男性のEDの細胞に基づく治療のための潜在的な候補であるように見えた。HUCBは糖尿病EDの治療のための現実的な治療法を提供する可能性があることは明らかである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 男性 ,  *ヒト ,  コラーゲン ,  *勃起 ,  VEGF ,  平滑筋 ,  ウェスタンブロット法 ,  内皮 ,  *単球 ,  *糖尿病 ,  治療法
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  陰茎海綿体 ,  *糖尿病ラット ,  *海綿体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ヒト臍帯血単核細胞 ,  勃起不全 ,  糖尿病 ,  von Willebrand因子 ,  低酸素誘導因子 ,  陰茎海綿体内へ圧力

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： ヒト ,  臍帯血 ,  単核細胞 ,  海綿体 ,  注入 ,  ストレプトゾトシン ,  誘発 ,  糖尿病ラット ,  勃起不全