文献

J-GLOBAL ID：201702226026408092   整理番号：17A0388358

経上皮水輸送の迅速測定のためのマイクロ流体プラットフォーム【Powered by NICT】

Microfluidic platform for rapid measurement of transepithelial water transport

著者 (2件)： Jin Byung-Ju (Departments of Medicine and Physiology, University of California, 1246 Health Sciences East Tower, San Francisco, CA 94143-0521, USA. [e-mail]) ,  Verkman A. S.
資料名： Lab on a Chip  (Lab on a Chip)
巻： 17  号： 5  ページ： 887-895  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2330A  ISSN： 1473-0197  CODEN： LCAHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 上皮単分子層を通した水の透過は哺乳類の体液ホメオスタシスにおいて非常に重要である,上皮アクアポリン(AQP)水チャンネルは潜在的薬物標的である。指標希釈に基づく経上皮水透過性を測定するための現在の方法は精度の限界を持ち,1回の測定時間が必要である。ここでは,標準的な実験室蛍光顕微鏡を用いて得られた単一画像を必要とする多孔質フィルタに通常培養上皮単層を通る水輸送の迅速で正確な測定のためのマイクロフルイディクスプラットフォームを報告する。上に培養上皮細胞を含む多孔性ポリエステルフィルタの下面は,幅100μm,高さ20μm,長さ10cmのかん流マイクロ流体チャネルと接触した折畳み幾何学を用いて,2×の対物レンズと可視化のための3.2×3.2mm~2の面内サイズであった。浸透水透過性は潅流液中の膜不透過性蛍光染料のチャネルの長さに沿った定常状態濃度プロファイルから測定した,浸透圧勾配は,上皮単層を覆うanisosmolar溶液によって課される;拡散水透過性は細胞層を覆うD_2Oを含む等張溶液で潅流液中のD_2O/H_2Oセンシング蛍光染料を用いて測定した。透過性値は単一蛍光画像から推定した。チップ上の流体輸送は(FTオンチップ)と名付けられた方法は,制御とAQP4発現上皮細胞単層における経上皮浸透圧と拡散による水透過性を測定するために適用した。FTオンチップは経上皮水透過性の迅速,正確で反復測定を可能にし,適切な指標染料を用いたイオンと溶質の輸送測定に一般化可能である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 単分子層 ,  多孔性 ,  水チャンネル ,  溶質 ,  浸透 ,  上皮細胞 ,  浸透圧 ,  濃度分布 ,  蛍光染料 ,  蛍光顕微鏡 ,  マイクロチャネル ,  *上皮 ,  透水性
準シソーラス用語： 透過性 ,  *マイクロ流体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 上皮 ,  水輸送 ,  迅速測定 ,  流体 ,  プラットフォーム