文献

J-GLOBAL ID：201702226060828878   整理番号：17A1090042

生体防御ペプチドであるテンポリンLとそのQ3K誘導体の分子動力学シミュレーション:水中の凝集から二分子膜摂動までの原子レベルでの検討

Molecular Dynamics Simulations of the Host Defense Peptide Temporin L and Its Q3K Derivative: An Atomic Level View from Aggregation in Water to Bilayer Perturbation

著者 (7件)： FARROTTI Andrea (Universita di Roma “Tor Vergata”, Rome, ITA) ,  CONFLITTI Paolo (Universita di Roma “Tor Vergata”, Rome, ITA) ,  SRIVASTAVA Saurabh (CSIR, Lucknow, IND) ,  GHOSH Jimut Kanti (CSIR, Lucknow, IND) ,  PALLESCHI Antonio (Universita di Roma “Tor Vergata”, Rome, ITA) ,  STELLA Lorenzo (Universita di Roma “Tor Vergata”, Rome, ITA) ,  BOCCHINFUSO Gianfranco (Universita di Roma “Tor Vergata”, Rome, ITA)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 22  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テンポリンLは,カエルの皮膚から単離された13残基の生体防御ペプチド(HDP)である。リポ多糖類(LPS)に対して強い親和性を有し,グラム陰性菌に対する高い活性と,不活性化細菌から放出されるLPSにより引き起こされる炎症促進応答を中和する傾向に関連している。Q3K置換を伴う設計類似体は,これら両活性を増強する。本研究では,分子動力学(MD)シミュレーションを使用して,このように改良した特性の起源を調べた。この目的のために,水溶液中とLPS脂質-A二重層の存在下でのペプチドの挙動を研究し,Q3K置換がペプチド活性を改善する主な効果は,水中でのペプチド凝集体の不安定化であるということを実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *オリゴペプチド ,  *生理活性ペプチド ,  *計算機シミュレーション ,  *凝集体 ,  二分子層 ,  カエル ,  *リポ多糖類 ,  親和性 ,  グラム陰性菌 ,  生体防御 ,  炎症 ,  免疫反応 ,  *塩基対置換 ,  ポテンシャル ,  標本抽出 ,  水溶液 ,  アクセシビリティ ,  改変
準シソーラス用語： *アミノ酸置換 ,  アンブレラサンプリング ,  二分子膜 ,  炎症応答 ,  結合親和性 ,  *生物活性ペプチド ,  不安定化 ,  *分子動力学シミュレーション ,  平均力ポテンシャル ,  溶媒接近性

分類 (4件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  理論生物学一般  (EA02010D)

物質索引 (2件)： テンポリンL ,  糖脂質A

タイトルに関連する用語 (11件)： 生体防御 ,  ペプチド ,  テンポ ,  リン ,  誘導体 ,  分子動力学シミュレーション ,  水中 ,  凝集 ,  二分子膜 ,  摂動 ,  原子