文献
J-GLOBAL ID:201702226069338060   整理番号:17A0641921

遅い拡散性の励起子を特徴とするナノ結晶固体の発光強化

Enhanced Emission of Nanocrystal Solids Featuring Slowly Diffusive Excitons
著者 (8件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 1477-1487  発行年: 2017年01月26日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
半導体ナノ結晶(NC)固体は,固有の光学的,電気的,及び熱的挙動を示すナノスケール材料の重要なクラスである。本研究では,低吸収-発光スペクトル重なり(J)を特徴とするナノ結晶固体が,再結合中心へのより遅い励起子拡散を示すことを明らかにした。これはNC膜の発光を高めるための新たな戦略となる。低いJ重なりの固体は,強い粒子間カップリングと明るい発光の望ましい組み合わせであり,これらの膜は,発光用途の開発に魅力がある。CdSe/CdS(I型)およびZnSe/CdS(II型)のNCs膜のキャリア閉じ込めを比較し,励起子ダイナミクスにおけるスペクトル重なりの役割を調べた。低JのZnSe/CdS(コア/シェル)NC膜では,励起子が3倍遅く拡散し,比較的明るい発光をもたらした。これは解離性欠陥への励起子の遅い拡散が原因と分った。これは,ZnTe/CdSe/CdSコア/シェルおよびMn2+ドープZn1-xCdxSe/ZnS NCs固体を用いた2つの対照実験で確認した。これらの固体におけるエネルギー拡散速度は,それぞれの吸収-発光重なりと一致して減少した。特に低いドナー-アクセプタースペクトル重なりを特徴とするMn2+ドープZn1-xCdxSe/ZnSNC固体について,エネルギー拡散速度のかなりの減少を観察した。この場合の励起子拡散速度は,CdSe/CdS膜よりも10倍も低いことが分った。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
半導体薄膜  ,  半導体のルミネセンス  ,  発光素子 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る