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J-GLOBAL ID：201702226108457277   整理番号：17A1827710

カルバクロールに富むオレガノ油及びチモールリッチタイムレッド油は生物膜形成と尿路病原性Escherichia coliの病原性を阻害する【Powered by NICT】

Carvacrol-rich oregano oil and thymol-rich thyme red oil inhibit biofilm formation and the virulence of uropathogenic Escherichia coli

著者 (3件)： Lee J.-H. (School of Chemical Engineering, Yeungnam University, Gyeongsan, Korea) ,  Kim Y.-G. (School of Chemical Engineering, Yeungnam University, Gyeongsan, Korea) ,  Lee J. (School of Chemical Engineering, Yeungnam University, Gyeongsan, Korea)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 123  号： 6  ページ： 1420-1428  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:尿路感染症は尿路病原性大腸菌(UPEC)によって引き起こされる,通常一般的な抗生物質に耐性のUPECバイオフィルムによるコロニー形成した留置カテーテル。UPECバイオフィルムはかなりの難題を提起し,効果的な制御戦略が緊急に必要である。【方法】と結果:本研究では,79種の精油はUPECに対する抗生物膜能力をスクリーニングした。活性油の成分を同定し,それらの抗生物膜活性もクリスタルバイオレット試験,走査型電子顕微鏡,および共焦点レーザ走査顕微鏡を用いて96穴プレートを用いて調べた。,カルバクロールとチモール,オレガノ油及びタイムレッド油及びそれらの主要共通成分は有意に亜阻害濃度(<001%)でのUPECバイオフィルム形成を阻害した。これらの知見は,カルバクロール及びチモールは線毛生産とUPECの遊走運動性を減少させたという観察によって支持された。,カルバクロール及びチモールは著しくUPECの赤血球凝集能を減少させ,UPECは,カルバクロールとチモールの存在下でヒト全血によってより容易に殺された。【結論】カルバクロールに富むオレガノ油及びチモール豊富なタイムレッド油はUPECに対して高い抗バイオフィルムと抗病原性活性を持っている。研究の意義と影響:上昇抗菌薬耐性の伴流では,カルバクロール及びチモールはUPECによるバイオフィルム形成を防止し,その毒性を低減するために使用することを予想した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 尿路感染症 ,  精油 ,  ヒト ,  *生物膜 ,  抗生物質 ,  *大腸菌 ,  *病原性 ,  走査電子顕微鏡 ,  毒性 ,  フェノール類 ,  単環モノテルペン
準シソーラス用語： コロニー形成 ,  *尿路 ,  *バイオフィルム形成 ,  *Origanum vulgare , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 生物膜 ,  カルバクロール ,  精油 ,  オレガノ油 ,  thyme red oil ,  チモール ,  尿路病原性大腸菌

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (2件)： チモール ,  カルバクロール

タイトルに関連する用語 (8件)： カルバクロール ,  オレガノ ,  油 ,  生物膜形成 ,  尿路 ,  病原性 ,  Escherichia ,  阻害