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J-GLOBAL ID：201702226111691436   整理番号：17A0652727

家蚕およびエリ蚕液状絹の立体構造

著者 (1件)： 鈴木悠 (福井大)
資料名： アグリバイオ  (Agricultural Biotechnology)
巻： 1  号： 6  ページ： 688-691  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： F1907A  ISSN： 2432-5511  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カイコは,繊維化前の絹フィブロインを絹糸腺内でゲル状態で保持しており,液状絹と呼ばれている。カイコが作る絹は,様々なアミノ酸がつながった蛋白質であり,合成繊維と比較して,複雑な化学構造と立体構造を持っている。この複雑な構造が,カイコの巧みな繊維化メカニズムと高物性な絹糸の生産に,重要な役割を担っている。本稿では,著者らがNMR法を用いて行った,家蚕(Bombyx mori)及びエリ蚕(Samia cynthia ricini)の液状絹(繊維化前の絹フィブロイン水溶液)の立体構造解析について,その概要を紹介した。

シソーラス用語： *カイコガ ,  *ヤママユガ科 ,  *絹 ,  フィブロイン ,  *構造解析 ,  NMR【磁気共鳴】
準シソーラス用語： *Bombyx mori ,  *Samia cynthia ricini ,  *液状絹 ,  絹フィブロイン ,  *立体構造解析

分類 (3件)： 養蚕一般  (FD04010B) ,  蚕  (FD04020M) ,  繊維物理  (YM02020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 家蚕 ,  蚕 ,  液状 ,  絹 ,  立体構造