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J-GLOBAL ID：201702226114215203   整理番号：17A1307407

制御した酸加水分解による極限環境のspinifex草からの高アスペクト比ナノセルロース

High aspect ratio nanocellulose from an extremophile spinifex grass by controlled acid hydrolysis

著者 (6件)： AMIRALIAN Nasim (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  ANNAMALAI Pratheep K. (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  GARVEY Christopher J. (Australian Nuclear Sci. and Technol. Organisation (ANSTO), NSW, AUS) ,  JIANG Edward (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  MEMMOTT Paul (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  MARTIN Darren J. (Univ. Queensland, QLD, AUS)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 24  号： 9  ページ： 3753-3766  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一般的にspinifexと呼ばれるTriodia pungens草から高アスペクト比のナノセルロースを単離した。その結果,Triodia pungensの独特の属性は,温和な条件でパルプ化と漂白が可能であり,容易に構造が破壊されてこれまでにない高いアスペクト比を有するナノファイバが得られた。最適化された漂白Triodia pungensの加水分解により極高い144のアスペクト比(平均寸法が3.45±1nm×497±106nm)で,結晶化度が73%のナノセルロースが収率42%で得られた。分光法とX線散乱分析によれば,異常に高いヘミセルロース含有率(42%)が得られた。これは容易な構造の破壊とナノセルロースの長さの保持と関連付けられた。この高いヘミセルロースの含有率により,これまでの報告されている様々な木質源より横方向の剛性率が低かった。

シソーラス用語： 加水分解 ,  *アスペクト比 ,  *セルロース ,  ナノ構造 ,  単離 ,  *パルプ化 ,  漂白 ,  草本 ,  結晶度 ,  収率 ,  ヘミセルロース ,  剛性率 ,  横方向 ,  体積率 ,  小角X線散乱 ,  FTIR分光法
準シソーラス用語： ナノセルロース ,  酸加水分解

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  各種パルプの製造  (YL02020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸加水分解 ,  極限環境 ,  高アスペクト比 ,  ナノセルロース