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J-GLOBAL ID：201702226231664560   整理番号：17A0899576

ROMPとATRP向けの活性触媒前駆体としての非カルベン錯体[RuCl₂(PPh₃)₂(アゾカン)]

Non-carbene Complex [RuCl₂(PPh₃)₂(azocane)] as Active Catalyst Precursor for ROMP and ATRP

著者 (7件)： SILVA Rodolpho A. N. (Universidade Estadual Paulista, SP, BRA) ,  BORIM Patricia (Universidade Estadual Paulista, SP, BRA) ,  BORIM Patricia (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  FONSECA Larissa R. (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  LIMA-NETO Benedito S. (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  SILVA SA Jose L. (Universidade Estadual do Piaui, PI, BRA) ,  CARVALHO-JR Valdemiro P. (Universidade Estadual Paulista, SP, BRA)
資料名： Catalysis Letters  (Catalysis Letters)
巻： 147  号： 5  ページ： 1144-1152  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： T0669A  ISSN： 1011-372X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非カルベン錯体[RuCl₂(PPh₃)₂(アゾカン)]を調製して,特性化した。得られたRu錯体をノルボルネン(NBE)とノルボルナジエン(NBD)の開環メタセシス重合(ROMP)及びメタクリル酸メチルとスチレンの原子移動ラジカル重合(ATRP)向けの触媒前駆体として適用した。異なる反応条件下で実施した研究により両ROMP及びATRPからそれぞれ対応する重合体が中ないし高収率で得られることが分かった。添加剤としてのAl(OiPr)₃の存在がRu錯体の安定性を増加させ,その結果ATRPの良好な制御をもたらした。一方,ROMP向けRu錯体の良好な触媒活性がカルベン源としてのジアゾ酢酸エチルの添加により達成できた。

シソーラス用語： *ルテニウム触媒 ,  ルテニウム錯体 ,  アミン ,  窒素複素環化合物 ,  *重合触媒 ,  *開環メタセシス重合 ,  *原子移動ラジカル重合 ,  触媒活性 ,  分子量 ,  分子量分布 ,  配位子効果 ,  ポリノルボルネン ,  ポリメタクリル酸メチル ,  ポリスチレン ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  芳香族化合物 ,  有機リン化合物 ,  ジエン ,  シクロアルケン ,  架橋化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： 環状アミン

分類 (2件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (7件)： アルミニウムトリスイソプロポキシド ,  ジアゾ酢酸エチル ,  スチレン ,  トリフェニルホスフィン ,  ノルボルナジエン ,  ノルボルネン ,  メタクリル酸メチル

タイトルに関連する用語 (5件)： ROMP ,  ATRP ,  活性 ,  触媒前駆体 ,  カルベン錯体