文献

J-GLOBAL ID：201702226242256481   整理番号：17A1609774

湿式草地サイトでのアルカリスラグ充填における重金属及びPAHsの植物修復

Phytoremediation of Heavy Metals and PAHs in Alkaline Slag Fill at a Wet Meadow Site

著者 (2件)： AMAYA-SANTOS Gema (Univ. of Illinois at Chicago, IL) ,  REDDY Krishna R. (Univ. of Illinois at Chicago, IL)
資料名： Journal of Hazardous, Toxic, and Radioactive Waste  (Journal of Hazardous, Toxic, and Radioactive Waste)
巻： 21  号： 4  ページ： 04017014.1-04017014.12  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W0914A  ISSN： 2153-5493  CODEN： JHTRBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重金属及びPAHsで汚染された標的土地における植物修復を試みた。標的土地をBig Marshの南部に位置する湿式草地とした。そこは下地がスラグ充填され表土の薄層から成っている。植物修復用に,パラトウワタ(Asclepias incarnata),ヒロハノコメススキ(Deschampsia caespitosa),銀葉カエデ(Acer saccharinum)イタチハギ(Amorpha fruticosa)など9種類の植物を2生長期間,標的土地で育成した。育成前後の標的土地土壌の物理化学的特性,重金属及びPAHs含有量を測定した。検討の結果,9種類の植物のうち,イタチハギ(Amorpha fruticosa)(FIB)のみが生育することが分かった。FIBによるPAHsの分解は観察されなかった。土壌中のAs,Cr,Pb濃度の減少も見られなかったが,Mn取込がFIBの根及び芽に見られた。FIBの毒性に対する強い耐性と適応性は,この種の土地修復用でのポテンシャルを示した。

シソーラス用語： *ファイトレメディエーション ,  *スラグ ,  *草原 ,  塩基 ,  充填 ,  重金属 ,  重金属汚染 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  ハギ属 ,  濃度依存性 ,  耐性 ,  汚染土壌
準シソーラス用語： PAH【汚染物質】 ,  イタチハギ

分類 (3件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  植物の栽培一般  (FC01000S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 草地 ,  アルカリ ,  スラグ ,  重金属 ,  PAHs ,  植物修復