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J-GLOBAL ID:201702226283705098   整理番号:17A0822126

種子特異的転写因子HSFA9は,胚形成後期と光形態形成初期とを関連づける

Seed-specific transcription factor HSFA9 links late embryogenesis and early photomorphogenesis
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巻: 68  号:ページ: 1097-1108  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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HSFA9は,ヒマワリにおける乾燥耐性と長寿命に関与する種子特異的な熱ショック転写因子である。本研究では,過剰発現させたタバコ幼植物を供試して,HSFA9転写因子の機能解析を行った。その結果,HSFA9は,光受容体PHYAとPHYBや活性化因子HY5など,光形態形成を活性化する遺伝子の発現を増加させることがわかった。HSFA9は,一過的発現解析によって,PHYAを直接的に上方調節し,PHYB転写に間接的な影響を及ぼすことが示唆された。種子特異的プロモーターの下で過剰発現されたHSFA9のドミナントネガティブ変異体を用いて,遺伝子発現や緑化などに対する逆の効果が観察された。こうした結果から,種子の登熟と光形態形成初期の関連性が明らかとなり,HSFA9転写因子は,暗条件下の種子で開始される光形態形成を高めることが示唆された。
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分類 (2件):
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発生,成長,分化  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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