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J-GLOBAL ID:201702226296085985   整理番号:17A0923088

希アルコール水溶液二元流体の表面張力: n-ブタノール/水,n-ペンタノール/水,およびn-ヘキサノール/水

Surface tension of dilute alcohol-aqueous binary fluids: n-Butanol/water, n-Pentanol/water, and n-Hexanol/water solutions
著者 (2件):
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巻: 53  号:ページ: 2255-2263  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: A0920A  ISSN: 0947-7411  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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純粋流体の表面張力は,本質的に温度と共に減少し,高温面から離れる,熱毛細管駆動(Marangoni)流を生ずる。高級アルコール水溶液は,Marangoni流の,高温面方向に移動する自己濡れ効果のように,温度と共に増加する表面張力の反対挙動を示すことが,ほとんどない。本稿では,溶解限の中で,アルコール濃度,および流体温度(25~28°C)の範囲に対して測定された,n-ブタノール,n-ペンタノール,およびn-ヘキサノールの,3種類の希釈水溶液を,自己濡れ液体として提示する。最大気泡圧法に基づく実験では,ビーカ中の液中に,垂直に挿入された毛細管(直径76μm)の上部から,シリンジポンプを用いて空気が送られ,毛細管下端から気泡が拡大する過程を測定した。また熱板上に置かれたビーカ中の液中に浸漬した,ガラス容器中の液体に挿入された毛細管に,シリンジポンプを用いて空気を送り,気泡圧と表面張力を測定した。本研究から,高級アルコールの水溶液が,弱い再濡れ挙動,従って表面張力が一定または約60°Cより高く増すことを示すことがわかった。これらの結果は,従来報告された結果と大きく異なる,強い再濡れ挙動を示した。
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相変化を伴う熱伝達 

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