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J-GLOBAL ID：201702226310149342   整理番号：17A0155014

非対称のプラットフォーム下方ダンパーのプレ最適化

Pre-optimization of Asymmetrical Underplatform Dampers

著者 (2件)： GASTALDI Chiara (Politecnico di Torino, Torino, ITA) ,  GOLA Muzio M. (Politecnico di Torino, Torino, ITA)
資料名： Journal of Engineering for Gas Turbines and Power  (Journal of Engineering for Gas Turbines and Power)
巻： 139  号： 1  ページ： 012504.1-012504.9  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： E0270B  ISSN： 0742-4795  CODEN： JETPEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 左右のプラットフォームに挟まれた円&直線断面形状の円筒形ダンパーの特性を解析し,接触条件を最適化した。初めに,左/右プラットフォームと接触するダンパーの並進/回転の運動方程式(同相/逆相)を用いて,完全辷りとリフトオフ無しの制約条件のもとでのプラットフォームとの左右接触角に関する最適化マップを算出,図示して,低角度,ジャミング,接触点に関する設計禁止領域,およびリフトオフ限界線等を説明した。同マップを用いて摩擦係数(0.3,0.5,0.7)の影響を検討し,最適設計条件として左/右接触角(θ_L45°,θ_R65°)を選定した。一方,ダンパーの試験装置(アクチュエータ駆動の左プラットフォーム/力計測の右プラットフォーム)を用い,遠心力の模擬力3ケース(45~85N),励振の周波数(5~160Hz)と振幅(±30μm)をパラメータとして最適化ダンパーの力~変位のヒステリシス特性,および回転運動~時間の特性を計測し,非最適化ダンパーと比較した。最適化ダンパーには回転運動が発生せず,ヒステリシスによるエネルギー散逸率が大きい(約2.65倍)ことを確認した。また,接触摩擦係数,接触点位置,左/右の法線方向と接線方向の接触剛性等の接触パラメータに関する実験と数値解析の比較&検証結果,および遠心荷重や励振周波数等の影響に関する考察の結果を示した。

シソーラス用語： *ダンパ ,  *最適化 ,  *接触角 ,  滑り ,  *摩擦係数 ,  遠心力 ,  *ヒステリシス ,  回転 ,  比率 ,  剛性 ,  周波数 ,  振動数
準シソーラス用語： エネルギー散逸率 ,  回転運動 ,  吸振器 ,  接触剛性 ,  接触点

分類 (1件)： 緩衝器,ばね  (QB01110U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 非対称 ,  プラットフォーム ,  ダンパー ,  最適化