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J-GLOBAL ID：201702226342266030   整理番号：17A0340291

食品廃棄物の共処理が処理性能や脱水,ケーキの品質に及ぼす影響

Effect of Food Waste Co-Digestion on Digestion, Dewatering, and Cake Quality

著者 (5件)： HIGGINS Matthew (Bucknell Univ., Pennsylvania) ,  RAJAGOPALAN Ganesh (Kennedy/Jenks Consultants, California) ,  MILLER Andre (Orange County Sanitation District, California) ,  BROWN Jeffrey (Orange County Sanitation District, California) ,  BEIGHTOL Steven (Bucknell Univ., Pennsylvania)
資料名： Water Environment Research  (Water Environment Research)
巻： 89  号： 1  ページ： 32-42  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： E0100A  ISSN： 1061-4303  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年の廃水処理施設は有機物の共処理法を併用する傾向で,理由は発生するバイオガスや生物エネルギー生産量を増加する為である。食品廃棄物を添加して嫌気性処理性能やその後の脱水,ケーキや濾過物の品質に及ぼす影響を実測した。研究室規模の嫌気性処理槽を試作し,化学的酸素要求量(COD)が25/45/65%の食品加工廃棄物を添加した。比較条件はメタンガスの比収量が370l/kg-固形物であるが,CODが25/45/65%の食品廃棄物を添加すると,メタンガスの比収量が410/440/470l/kg-固形物に増加した。食品廃棄物処理槽で採取したスラッジは脱水後のケーキに含有する固形物濃度が高く,CODが45%の食品廃棄物を添加すると固形物濃度が最高であった。食品廃棄物の添加量が最低の場合,比較の処理槽に比べバイオソリッドに含有する臭気物質濃度が増加し,最高の場合は臭気物質濃度が検出限界未満に低減した。

シソーラス用語： *廃水処理 ,  *活性汚泥法 ,  添加物効果 ,  嫌気性処理 ,  食品加工 ,  *食品廃棄物 ,  共処理 ,  廃棄物燃料 ,  メタンガス ,  バイオガス ,  スラッジ廃棄物 ,  スラッジ脱水 ,  汚泥ケーキ ,  品質検査 ,  臭気物質 ,  用量作用相関 ,  下水汚泥 ,  *生化学的廃棄物処理
準シソーラス用語： バイオソリッド

分類 (2件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  ごみ処理  (SC05030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 食品廃棄物 ,  共処理 ,  処理性能 ,  脱水 ,  ケーキ