文献
J-GLOBAL ID:201702226367213844   整理番号:17A1090035

ベトナム産植物由来のPTP1B阻害剤を同定するためのHPLC-HRMS-SPE-NMRを組み合せた高分解能阻害プロファイリング

High-Resolution Inhibition Profiling Combined with HPLC-HRMS-SPE-NMR for Identification of PTP1B Inhibitors from Vietnamese Plants
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
蛋白質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)は,インスリン受容体を失活させることによりインスリンシグナル伝達における負の調節因子として重要な役割を果たす。したがって,PTP1B阻害はインスリン抵抗性を治癒するための潜在的治療戦略として浮上している。本研究では,18種の異なる植物種からの40種の抽出物についてin vitroにおけるPTP1B阻害活性を調べた。最も有望なフサナリイチジクFicus racemosaからの酢酸エチル抽出物を,HPLC-HRMS-SPE-NMR分析と組み合わせた高分解能PTP1B阻害プロファイリング法により調べた。これにより,PTP1B阻害剤として,イソデロン(1),デロン(2),アルピヌムイソフラボン(3)およびムクスイソフラボンB(4)を同定した。これらの化合物のIC50値はそれぞれ22.7±1.7,12.6±1.6,21.2±3.8および2.5±0.2μMであった。キネティクス分析から,これらの化合物がPTP1Bをそれぞれ21.3±2.8,7.9±1.9,14.3±2.0および3.0±0.5±MのKi値で非競合的に阻害することを明らかにした。これらの知見は,新薬の新規供給源として,また2型糖尿病治療のための薬草治療薬としてのフサナリイチジクの重要な役割を支持する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  ピランの縮合誘導体  ,  酵素一般  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る