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J-GLOBAL ID:201702226397761624   整理番号:17A1407102

中国の煙霧汚染ポテンシャルについて予測される変化:領域気候モデルシミュレーションのアンサンブル

Projected changes in haze pollution potential in China: an ensemble of regional climate model simulations
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 16  ページ: 10109-10123 (WEB ONLY)  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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歴史的及びRCP4.5シミュレーションでの3つのCMIP5全球モデルからの領域気候モデルRegCM4による動的ダウンスケーリングに基づき,本稿では,煙霧ポテンシャルの測定に用いる,中国での大気環境輸送容量(AEC)と弱いベンチレーション日数(WVDs)に対する,RegCM4ダウンスケーリングシミュレーションの性能を評価した。21世紀半ばと終わりにおけるそれらの変化も予測した。評価は,RegCM4ダウンスケールシミュレーションが1986~2005年のAECとWVD分布の観測された様相を概ね捉えることを明らかにした。予測は,21世紀半ばまでより21世紀遅くまでにともに大きな変化で,年間AECは減少する傾向で,年間WVDsは中国中部を除いてほとんど全国で増加する傾向であることを示した。それは,年間煙霧汚染ポテンシャルが,現在と比べてRCP4.5シナリオで増大することを示唆する。中国の4つの主要な経済地域での季節的変動に関して,温暖化シナリオで,北京-天津-河北(BTH)地域と揚子江デルタ(YRD)地域で冬に,珠江デルタ(PRD)地域で春夏に煙霧汚染リスクがより大きいと想定されることと一致する。中国東北部(NEC)では,将来の気候変動はAECを低下させ,あるいは通年でWVDsを増加させ,これは煙霧汚染発生に適し,従って煙霧汚染リスクは増すと考えられる。AEC変化に関連する様々な成分の相対的寄与は,境界層厚さと風速の変化が,BTHとNEC地域でのAEC変化で主要な役割を演ずることを示した。それらの2つの要素に加え,降水量変化もYRDとPRDゾーンでのAEC変化に重要な影響をもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染  ,  気候学,気候変動 

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