抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年3月11日14時46分,大きな揺れが東北地方を襲った,「東北地方太平洋沖地震」通称「東日本大震災」が発生し,学校に求められる安全教育は大きな質の転換期をむかえた。公立小学校の安全教育の一つとして,子どもたちや教職員が自ら判断・行動する資質が求められている。そこで,本実践では「自助」「共助」「公助」を視点に定め,避難訓練やシェイクアウト訓練,総合的な学び等,具体的な取り組みを通して,段階的にその資質を高めてきた。本実践を進めることで,「教職員や子どもたちの危機管理能力や判断・行動力を高め,保ち続けていくこと」「地域に関連づいた取り組みを進めていくこと」が今後の学校に求められる安全教育であり,その中核を担うのは「学校」であり,「子どもたち」であることを明らかにした。(著者抄録)