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J-GLOBAL ID:201702226402996646   整理番号:17A0876297

廃水からのフタル酸ジエチルの生物学的除去のための嫌気性固定膜バッフル反応器と上昇流嫌気性固定膜固定床反応器の比較研究 性能と速度論,バイオガス,代謝経路の研究

A comparative study of anaerobic fixed film baffled reactor and up-flow anaerobic fixed film fixed bed reactor for biological removal of diethyl phthalate from wastewater: a performance, kinetic, biogas, and metabolic pathway study
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巻: 10  号: May  ページ: 10:139 (WEB ONLY)  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:フタル酸ジエチル(DEP)を含むフタル酸エステルは最優先の危険汚染物質であるとみなされて,ここ10年にわたり大きな関心を受けている。特に廃水中のDEP濃度が高いとき,最良の処理技術を選択することが重要である。その間,嫌気性生物膜系反応器は有望な選択肢とみなされる。したがって,今回の研究では,合成廃水からのDEPの生物学的除去について,嫌気性固定膜バッフル反応器(AnFFBR)と上昇流嫌気性固定膜固定床反応器(UAnFFFBR)を含む2種の嫌気性生物膜系反応器について,速度論と性能の見地で比較した。前の研究では,速度係数だけについて計算し,速度係数とそれらの解釈の間の相関が評価されたので,今回の研究のもう一つの目的は,この研究不足を埋めることであった。結果:最適条件では,AnFFBRとUAnFFFBRについて,それぞれ90.31と86.91%のCOD除去および91.11と88.72%のDEP除去が達成された。速度係数(バイオマス収量を除いた)によると,AnFFBRは微生物の成長により好条件を提供し,より良い性能を有していた。高い決定係数(0.97<R2)により,バイオリアクタの性能の設計と予測のための最良の数学モデルとしてGrauモデルを選定した。有機物の負荷速度(一定のHRTで)が増加したときの計算したGrau速度係数(KG)のわずかな変化に関して,両方のバイオリアクタは高い有機物負荷速度を許容できて,性能はDEP濃度で影響を受けないと結論できる。結論:両方のバイオリアクタは,低~高濃度のDEP廃水を処理できた;しかし,実験結果と得られた速度係数によると,AnFFBRはより高い性能を示した。低いDEP濃度により,AnFFBRはUAnFFFBRより安全な処理法の選択肢とみなすことができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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産業廃水処理  ,  工業的培養法,装置 
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