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J-GLOBAL ID:201702226431063545   整理番号:17A1437327

プレS1ドメインを標的とするワクチンはB型肝炎ウイルスキャリアーマウスの免疫耐性を克服する【Powered by NICT】

Vaccines targeting preS1 domain overcome immune tolerance in hepatitis B virus carrier mice
著者 (17件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 1067-1082  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルス(HBV)表面抗原に対する強い耐性は,慢性B型肝炎(CHB)感染の前臨床動物モデルと患者の双方における通常のB型肝炎表面抗原(HBsAg)ワクチン接種の治療効果を制限する。とは対照的に,著者らは臨床CHB患者はHBV大表面抗原のpreS1領域への免疫耐性を示したことを観察した。プレS1領域の弱い耐性を標的とする治療利得を改善できるかどうかを調べるために,著者らはHBVビリオンクリアランスのためのプレS1ドメインの長鎖ペプチドによるワクチン接種を検討した。著者らの研究は,このプレス1 ポリペプチドよりもHBsAgワクチン接種はHBVキャリアマウスにおけるロバストな免疫応答を誘導することを示した。抗-プレS1は急速にin vivoでHBVビリオンを明らかにし,in vitroで肝細胞へのHBV感染を阻止した。興味深いことに,プレス1 ポリペプチドのワクチン接種は,HBsAgの寛容状態を減少させ,宿主に対する治療窓を開くHBsAgワクチンに応答する。HBVキャリアマウスにおける抗原性の異なるプレス1 ポリペプチドおよびHBsAgワクチンの連続投与は最終的にキャリアマウスにおけるHBsAg/B型肝炎表面抗体血清学的変換と明確な慢性H BV感染を誘導した。【結論】これらの結果はプレS1はCHBの制御のための治療ワクチンとして機能できることを示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 

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