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J-GLOBAL ID：201702226433441918   整理番号：17A1925971

チベット高原の三江源地域における人工草地のエネルギーバランスの変化特性【JST・京大機械翻訳】

Energy balance of an artificial grassland in the Three-River Source Region of the Qinghai-Tibet Plateau

著者 (6件)： Zhang Xiang (南開大学生命科学学院,天津,300071) ,  Liu Xiaoqin (南開大学生命科学学院,天津,300071) ,  Zhang Lifeng (南開大学生命科学学院,天津,300071) ,  Niu Ben (南開大学生命科学学院,天津,300071) ,  Zhao Liang (中国科学院西北高原生物研究所,西寧,810008) ,  Gu Song (南開大学生命科学学院,天津,300071)
資料名： Shengtai Xuebao  (Shengtai Xuebao)
巻： 37  号： 15  ページ： 4973-4983  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0885A  ISSN： 1000-0933  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： チベット高原における3つの地域のエネルギー収支に及ぼす人工草地の影響を明らかにするために,渦相関とマイクロ気象システムの観測データを用いて,この地域における人工草地のエネルギー収支とその成分の変化特性を定量的に分析した。結果は以下を示した。太陽放射(Rs)および正味放射(Rn)の日最高値は,それぞれ33.6および19.1MJ m-2d-1であり,年間累積値は,それぞれ,89.89.4および2773.3MJ/m2であった。年間のRnとRsの比率(Rn/Rs)は0.41であったが,成長期のRn/Rs(0.54)は,年平均値より明らかに高かった。顕熱(H)と潜熱(LE)フラックスは明らかな季節的変化を示し、H最低値は12月に現れ、その後Rsの増加に伴い増加したが、成長期後には低下傾向を示し、7月中旬には低い値が現れた。一方、LEは冬季には低い値を維持し、3月以降は急速に増加し、最高値は生長シーズンの7月に現れた。エネルギー分配において、利用可能なエネルギーは主にLEとHに消費され、年平均LE/Rn、H/Rn、G/Rnはそれぞれ0.46、0.45と-0.13である。しかし,エネルギー配分の季節的変動は,冬,春,夏,秋において,それぞれ,3.33,0.68,0.42,および1.29であった(β=H/LE)。植生の葉面積指数(LAI),土壌水分(SWC),飽和蒸気圧差(VPD)のような環境要因の影響を受けると,樹冠コンダクタンス(gc)とデカップリング係数(Ω)の年最大値は夏に現れた。それらの平均値はそれぞれ16.22mm/sと0.70であり、植生生長期のLEは依然としてRnのコントロールを受け、その他の季節におけるΩの平均値は0.5より低く、LEはより多くのVPDによってコントロールされることが示された。本研究により、三江源区で受けた太陽総輻射は比較的強いが、Rn/Rsは相対的に低く、生態系エネルギーバランスにおける各項目の変化は主に植生、土壌水分量及び純輻射のコントロールを受け、退化草原の回復過程において、人工草地の造成により植生被覆度が増加した。さらに,エネルギー収支過程とエネルギーバランスの各項目を変化させた。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 葉面積指数 ,  季節的変動 ,  土壌含水量 ,  *エネルギー収支 ,  冬 ,  *草原 ,  太陽放射 ,  成長期 ,  顕熱 ,  潜熱 ,  ラドン ,  土壌水 ,  樹冠 ,  生態系
準シソーラス用語： *チベット高原 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Qinghai-Tibet Plateau ,  Surface albedo ,  Bowen ratio ,  Energy balance ,  Eddy covariance

分類 (1件)： 気象学一般  (DC05010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： チベット高原 ,  地域 ,  人工 ,  草地 ,  エネルギーバランス