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J-GLOBAL ID：201702226470370961   整理番号：17A0791669

遅延冷却は英国南部におけるアンズの開花の進歩を妨げると思われる【Powered by NICT】

Delayed chilling appears to counteract flowering advances of apricot in southern UK

著者 (6件)： Martinez-Luescher Johann (Oakville Experiment Station, Department of Viticulture and Enology, University of California Davis Oakville, CA 94562, USA) ,  Hadley Paul (Centre for Horticulture, School of Agriculture, Policy and Development, University of Reading, Whiteknights, Reading RG6 6AR, UK) ,  Ordidge Matthew (Centre for Horticulture, School of Agriculture, Policy and Development, University of Reading, Whiteknights, Reading RG6 6AR, UK) ,  Xu Xiangming (Genetics and Crop Improvement Programme, East Malling Research,New Road, East Malling ME19 6BJ, UK) ,  Luedeling Eike (World Agroforestry Centre, Nairobi 00100, Kenya) ,  Luedeling Eike (Centre for Development Research (ZEF), University of Bonn, Bonn 53113, Germany)
資料名： Agricultural and Forest Meteorology  (Agricultural and Forest Meteorology)
巻： 237-238  ページ： 209-218  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0901A  ISSN： 0168-1923  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温度は世界中で上昇し,英国も例外ではない。多年生果実作物の春の生物季節学は効果的な冷却(休眠最深)と熱蓄積(他発休眠)期間中の温度によって大分部が決定される。英国国立果実コレクション(NFC)のアンズ開花記録を用いたアンズ(Prunus armeniacaL.)開花期に最近数十年(1960 2014)の気温傾向の影響を決定した。部分最小二乗(PLS)回帰を用いて,冷却と熱蓄積を計算するためのそれぞれの期間を決定した。結果は効果的な冷却と昇温期間として9月第二十七と2月第二十六の間の12月三十一と4月十二間の間隔を示唆した。開花時間は両期間中の温度と相関し,4.82D°C~ 1による開花遅延に対応する冷却中の温暖化であり,一方,熱蓄積中の温暖化は9.85D°C~ 1によるブルームの進歩と関連していた。熱蓄積は62.7±5.6チル部分を蓄積後に始まり,開花はさらに3744±1538成長度時間(4°Cの基礎温度以上で,26°Cで最適成長)後に発生した。時系列を吟味した場合,冷却期間中の温度の増加は,冷却期間中の全面的なチル蓄積を減少させるがチル蓄積の開始と開始熱蓄積に必要な平均チル蓄積の完了を遅らせるように見えなかった。熱反応性の得られた遅延は春の温暖地域の生物季節学前進効果を弱めるように見えた。これらのプロセスは,有意な温度が上昇するにもかかわらずアンズ開花時間は比較的変化しなかった理由を説明する可能性がある。この結果は,英国におけるアンズのような早期開花作物のための霜リスクの低減である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 昇温 ,  休眠 ,  温帯 ,  *英国 ,  温暖化 ,  蓄熱 ,  霜 ,  農作物 ,  大分県 ,  春 ,  熱化学反応 ,  *開花
準シソーラス用語： 気温傾向 ,  開花期 ,  フェノロジー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 気候温暖化 ,  冷却 ,  休眠 ,  春の生物季節学 ,  リスク ,  部分最小二乗回帰

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE04030Z) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 遅延 ,  英国 ,  アンズ ,  開花