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J-GLOBAL ID：201702226517775962   整理番号：17A0287240

ダイヤモンドを母材とした蛍光飛跡検出器開発

Development of Fluorescent Nuclear Track Detector by Using Diamond as a Host Material

著者 (8件)： 春山盛善 (群馬大 理工) ,  春山盛善 (量研機構) ,  加田渉 (群馬大 理工) ,  花泉修 (群馬大 理工) ,  小野田忍 (量研機構) ,  大島武 (量研機構) ,  寺地徳之 (物質・材料研究機構) ,  磯谷順一 (筑波大)
資料名： 放射線  (Ionizing Radiation)
巻： 42  号： 3  ページ： 91-95  発行年： 2017年02月07日 
JST資料番号： S0997A  ISSN： 0285-3604  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体飛跡検出器は宇宙線検出や放射線治療場などで広く利用されている。代表的固体飛跡検出器としてポリアリルジグリコールカーボネート(PADC)が知られている。一方,筆者らはダイヤモンド中の色中心である窒素空格子点(NV)の研究を行っている。本研究では,NV中心を利用したイオン飛跡結合の実証実験の結果とイオン飛跡検出感度について報告した。試料には高温高圧法とマイクロ波プラズマ支援化学蒸着により合成した単結晶ダイヤモンド(3×3×0.3mm³)を用いた。重イオン(490MeVのOs)を約4×10⁷cm^-2照射し,熱処理によりイオン飛跡を形成した試料中のNVを共焦点レーザ走査型蛍光顕微鏡で観察した。飛跡の長さは約16μmであった。

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  単結晶 ,  *空格子点 ,  *固体飛跡検出器 ,  蛍光 ,  共焦点レーザ顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  粒子飛跡 ,  窒素 ,  イオン飛跡 ,  *窒素空格子点 ,  NV中心 ,  共焦点蛍光顕微鏡 ,  *鉱石 ,  *宝石 ,  *放射線検出器
準シソーラス用語： 共焦点レーザ蛍光顕微鏡

分類 (1件)： 放射線検出・検出器  (AD08020J)

引用文献 (15件)：

• J. Stejny, Radiation Protection Dosimetry, 20(1987)31-36.
• M. S. Opecunov, et al., Rad. Meas., 25(1995)739-740.
• E. R. Benton, et. al., Rad. Meas., 35(2002)443.
• G. M. Akselrod, et al., Nucl. Instrum. Methods B, 247(2006)295-306.
• J.-M. Osinga, et al., Rad. Meas., 56(2013)294-298.

タイトルに関連する用語 (5件)： ダイヤモンド ,  母材 ,  蛍光 ,  飛跡検出器 ,  開発