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J-GLOBAL ID：201702226545157514   整理番号：17A0684032

月1!豚クイズ 第3回 肉豚に関する問題~温度編~

著者 (1件)： 渡部佑悟 (サミットベテリナリーサービス)
資料名： 月刊養豚界  (養豚界)
巻： 52  号： 6  ページ： 42-45  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： L0749A  ISSN： 0915-9622  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 豚は哺乳期から出荷するまでの間,体重が急激に増加する動物であり,体重によって至適温度も変化するため,管理者は豚の成長に合わせて豚舎内の温度を調節しなければならない。子豚にとって最適な温度は哺乳期35°C~肥育期18°Cである。分娩豚舎の温度は母豚に合わせて18°C程度に設定することが推奨されるが,哺乳子豚にとっては寒すぎるため,分娩豚房の一部を床暖房やヒーターなどで加温して保温エリアにすることで子豚にとって快適な場所を作る。離乳直後の子豚は多くのストレスにさらされるため,離乳豚舎では移動前の環境温度よりも高い温度で子豚を受け入れる。体格の小さな子豚や下痢などを発症した子豚も高い環境温度が必要である。肥育豚舎でも豚の発育に応じて環境温度を設定する。豚の様子を観察し,毎日豚舎ごとの記録に応じて管理することが大切である。

シソーラス用語： *ブタ ,  肉畜 ,  豚舎 ,  温度 ,  *温度制御 ,  哺乳期 ,  成長段階 ,  *飼育管理
準シソーラス用語： *温度調節 ,  環境温度

分類 (2件)： 豚  (FD02040U) ,  飼養管理  (FD01040N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 月 ,  豚 ,  肉