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J-GLOBAL ID:201702226563989118   整理番号:17A0598220

眼内送達システムとしてのナノ構造化脂質キャリアに基づく新規の温度およびpH二重応答性ヒドロゲル:ネパフェナクの経角膜透過性およびバイオアベイラビリティの向上

A novel hydrogel with dual temperature and pH responsiveness based on a nanostructured lipid carrier as an ophthalmic delivery system: enhanced trans-corneal permeability and bioavailability of nepafenac
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資料名:
巻: 41  号: 10  ページ: 3920-3929  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,経角膜の浸透と前角膜の保持を改善するための効率的な眼内送達システムとして,その場ヒドロゲル修飾ナノ構造化脂質キャリア(NP-NLC-Gel)ナノ粒子にネパフェナク(NP)を封入することである。NP-NLCナノ粒子は,溶融乳化法により調製した。ポロキサマー407とカルボキシメチルキトサンからなる合成ヒドロゲルは,低い温度およびpHで液状の溶液であり,角膜の表面上で半固体に変化した。摘出したウサギの角膜を用いてNLCの経角膜浸透の増加を評価し,NPの点眼液(p<0.05)と比較して見かけの透過係数が2.36倍大きく増加することを確認した。In vivo蛍光イメージング技術により評価した前角膜の保持は,NP-NLC-GelがNPの点眼液と比較して角膜表面でより長い保持時間を有した。In vivo眼内寛容試験は,NPの点眼液とNP-NLC-Gelとの間に刺激に差異がないことを示した。HPLCを用いて眼房水と涙液中のネパフェナクの濃度を測定した。NP-NLC-GelのAUC<sub>0-∞</sub>は,点眼液と比較して眼房水と涙液中でそれぞれ6.3倍および1.9倍まで増加した。結論として,NP-NLC-Gelは,NPの点眼液と比較して眼内薬物送達システムとしてより大きな可能性を有する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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ポリエーテル  ,  多糖類  ,  医用素材  ,  液状製剤 
物質索引 (1件):
物質索引
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