結腸直腸癌患者における循環腫瘍細胞検出のための新しいサイズベースプラットフォーム【Powered by NICT】

Oh Bo Young; Kim Jhingook; Lee Woo Yong; Kim Hee Cheol

文献

J-GLOBAL ID：201702226599336265 整理番号：17A1465538

結腸直腸癌患者における循環腫瘍細胞検出のための新しいサイズベースプラットフォーム【Powered by NICT】

A New Size-based Platform for Circulating Tumor Cell Detection in Colorectal Cancer Patients

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資料名：
巻： 16 号： 3 ページ： 214-219 発行年： 2017年
JST資料番号： W3205A ISSN： 1533-0028 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

循環腫瘍細胞(CTC)は,癌の進行と転移に重要な役割を果たすかもしれない。しかし,CTCを検出する能力は限られており,特に上皮間葉移行を行っている細胞である。本研究では,新しいサイズCTC検出プラットフォームと結腸直腸癌におけるその臨床的有効性を評価した。血液試料はCTC解析のための結腸直腸癌と20人の健康な対照被験者と76人の患者から得た。CTCは高密度ミクロ多孔性チップフィルタを用いて濃縮し,上皮細胞マーカーとしての有核細胞の4′,6-ジアミジノ-2-フェニルインドール(DAPI),白血球マーカーとしてのCD45モノクローナル抗体(mAb),および上皮細胞接着分子(EpCAM)mAbまたはサイトケラチン(CK)mAbを含む4色染色プロトコルを用いて検出した。CTC陽性はDAPI陽性(DAPI~+)/CD45~-/EpCAM~+またはCK~+細胞として定義し,患者の臨床転帰はCTC数に従って解析した。CTCはこのサイズろ過プラットフォームを用いて50人の患者で検出された。CTC~+患者は癌胎児性抗原と末期癌(P=.038とP=.017)の高レベルをより高頻度に同定された。ステージIV癌(12.47±24.00)患者に対するCTC数はステージI~III(2.84±5.29; P=.005)と健康な対照被験者(0.25±0.55; P<.001)であることが癌患者のそれよりも有意に高かった。添加では,無増悪生存期間は,CTC~ 患者(P=.092)と比較してCTC~+患者における低い傾向にあった。ステージIとIII癌患者では,CTC~+患者でのみ再発。CTC陽性率は結腸直腸癌患者の臨床的特徴と相関することが分かった。著者らの結果は,この新しいサイズベースのプラットフォームは,結腸直腸癌患者の予後と治療応答を決定するための可能性を持っていることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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消化器の腫よう

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