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J-GLOBAL ID:201702226606119903   整理番号:17A0980713

適応うどんこ病菌への耐性増加を与える植物特異的RAB5 GTPアーゼ構成的活性化

Constitutive activation of plant-specific RAB5 GTPase confers increased resistance against adapted powdery mildew fungus
著者 (9件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 89-95(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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うどんこ病を引き起こす絶対生体栄養菌類病原体は,膜輸送などの宿主の細胞機能を改変させて生きている宿主細胞に感染する。著者らは以前,植物特異的ARA6/RABF1と正準のARA7/RABF2bの2つのArabidopsis thaliana RAB5 GTPアーゼが外吸収管膜(EHM)で蓄積され,吸器と呼ばれる特化した感染菌糸を囲んでいることを報告した。本研究では,特有のエンドソーム輸送経路を制御するARA6とARA7の植物-うどんこ病菌相互作用における役割を調べた。ARA6-およびARA7-関連突然変異体は,A.thaliana-適応うどんこ病菌Golovinomyces orontiiに対する感受性は変わらなかったが,恒常的に活性なARA7ではなく,恒常的に活性なARA6の過剰発現によりG.orontiiの増殖は抑えられた。菌増殖の抑制は,吸器周りのカロース内包の加速形成と関連していた。さらに,顕微鏡観察から,EHMでのARA7ではないARA6の恒常的活性型の蓄積が明らかになった。これらの結果から,植物特異的ARA6は植物-うどんこ病菌相互作用で特異的役割を果たすことが分かり,ARA6活性の操作はこの植物病を克服する新しいツールであると考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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菌類による植物病害  ,  植物生理学一般 
引用文献 (28件):

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