文献

J-GLOBAL ID：201702226649015391   整理番号：17A1553013

エキソソーム特異的二重パターン化免疫ろ過(ExoDIF)装置を用いた高純度捕獲と放出循環エキソソーム【Powered by NICT】

High-purity capture and release of circulating exosomes using an exosome-specific dual-patterned immunofiltration (ExoDIF) device

著者 (6件)： Kang Yoon-Tae (Cell Bench Research Center, Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST), 291 Daehak-ro, Yuseong-gu, Daejeon 34141, Republic of Korea. [e-mail]) ,  Kim Young Jun ,  Bu Jiyoon ,  Cho Young-Ho ,  Han Sae-Won ,  Moon Byung-In
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 36  ページ： 13495-13505  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト血液からの循環エキソソームの捕獲と放出のためのマイクロフルイディクスデバイスを示した。エキソソーム特異的二重パターン化免疫ろ過(ExoDIF)デバイスは二つの異なる免疫パターン化された層で構成され,機械的回転を生成することにより抗体とエキソソームの間の結合の可能性を高めることができ,このようにして高特異性と高スループットエキソソーム分離を達成した。さらに,リンカーの切断を介して,免疫親和性に基づく分離後のフォローアップ回収率はさらに下流分析を可能にする。MCF-7分泌エキソソームを用いた本装置の性能を検証し,濃度とエキソソームサイズの小胞の割合の両方は,従来のエキソソーム分離キットから得られた試料におけるよりも高いことを見出した。は癌患者と健常ドナー間のエキソソームレベルを比較するために,装置を用いたヒト血液試料からエキソソームを単離した。電子顕微鏡とナノ粒子追跡解析の両方を用いてエキソソームサイズの小胞を検証するとき癌患者は,高い選択性で有意に高かったエキソソームレベルを示した。癌患者から獲得されたエキソソームはまた多くの癌関連抗原,それらの表面の上皮細胞接着分子(EpCAM)を発現する。我々の簡単で迅速なエキソソーム回収技術は癌患者におけるエキソソームの機能を明らかにするために大きな可能性を持っており,種々のエキソソームに基づく癌研究に適用することができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *捕獲 ,  分泌 ,  電子顕微鏡 ,  回収率 ,  *パターン形成 ,  ナノ粒子 ,  ヒト ,  抗原 ,  MCF7細胞 ,  抗体
準シソーラス用語： 癌患者 ,  リンカ ,  ハイスループット ,  特異性 ,  *エキソソーム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (8件)： エキソソーム ,  パターン化 ,  免疫 ,  ろ過 ,  高純度 ,  捕獲 ,  放出 ,  循環