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J-GLOBAL ID:201702226658019147   整理番号:17A1509370

中咽頭の局所進行扁平上皮癌に対する化学放射線療法:全身療法の完了は転帰に影響を及ぼすか【Powered by NICT】

Chemoradiotherapy for locally advanced squamous cell carcinoma of the oropharynx: Does completion of systemic therapy affect outcomes?
著者 (7件):
資料名:
巻: 73  ページ: 105-110  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1166A  ISSN: 1368-8375  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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中咽頭の局所進行扁平上皮癌(LA OPC)ケアの現在の標準は同時化学放射線療法から構成されている。この治療に関連した毒性のために,患者のかなりの部分は,それらの治療経過の全身療法部分を完成することができない。患者転帰に対する不完全な全身療法の影響は不明のままである。人口統計学,治療,および転帰データを遡及的に2007と2014の間の同時化学放射線療法で明確に処理したLA OPC患者のために収集した。全体および無病生存率はKaplan Meier法により推定した。ログランク検定は,群間で生存率の分布を比較した。Cox回帰は全ての多変量解析に利用した。<0.05のP値は統計的に有意と考えた。全体でLA OPCの73人の患者は3.4年の追跡期間中央値で同定された。同時全身療法レジメンはボーラスシスプラチン3週間ごと(76.7%),週1回セツキシマブ(20.5%)およびシスプラチン各週投与(2.7%)から成っていた。四十三患者(58.9%)を処方された同時全身療法を完了することができた。多変量解析により,全身療法を完了しなかった患者は,増加した遠隔破壊(20.0% vs 7.0%, p=0.12)に対する非有意傾向をもつことがわかった。さらに,全身療法を完了しなかった患者は,死亡のリスク増加(36.7% vs 17.9%, p=0.053)に向ってほぼ有意な傾向をもつことがわかった。これらの結果は,全身療法を完了したLA OPCのための同時全身療法と根治的放射線治療を受けた患者の生存率に影響する可能性があることを示唆した。さらに,このデータは,計画された全身療法サイクルを除いた時に局所再発は影響を受けなかったが,遠位障害のリスクを増加させる可能性があることを示した。これらの関連性は,LA OPCの転帰に及ぼす全身不完全治療効果を明らかにするためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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腫ようの放射線療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  腫ようの薬物療法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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