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J-GLOBAL ID：201702226674677352   整理番号：17A1047542

欠陥MoS₂とチオール分子の間の反応機構の包括的理解に向けて【Powered by NICT】

Towards a Comprehensive Understanding of the Reaction Mechanisms Between Defective MoS₂ and Thiol Molecules

著者 (7件)： Li Qiang (School of Physics, Southeast University, Nanjing, 211189, P.R. China) ,  Zhao Yinghe (School of Physics, Southeast University, Nanjing, 211189, P.R. China) ,  Ling Chongyi (School of Physics, Southeast University, Nanjing, 211189, P.R. China) ,  Yuan Shijun (School of Physics, Southeast University, Nanjing, 211189, P.R. China) ,  Chen Qian (School of Physics, Southeast University, Nanjing, 211189, P.R. China) ,  Wang Jinlan (School of Physics, Southeast University, Nanjing, 211189, P.R. China) ,  Wang Jinlan (Synergetic Innovation Center for Quantum Effects and Applications (SICQEA), Hunan Normal University, Changsha, 410081, China)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 56  号： 35  ページ： 10501-10505  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MoS_2に固有の硫黄空格子点(SV)は一般的にキャリア移動度と光学的性質にとって障害となる。SV修復と表面官能化のためにチオール化学は用いた。しかしながら,得られた生成物と反応機構にはまだ議論の余地がある。ポテンシャルエネルギー面および速度論的研究を追跡することによって,反応に関して包括的に理解することができる。反応は,生成物の官能化またはSVの修復につながる二つの競合的機構によって支配され,修飾チオール分子からの分極効果と熱効果が二つの決定因子である。電子供与基は修復反応を助長し,電子吸引性基は官能化過程を促進する。さらに,温度を増加させることによって支配的な反応機構を切り替えることができる。チオール化学によるアプローチで,MoS_2の電子的および光学的性質を正確に著述することができる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *硫化モリブデン ,  *チオール ,  *反応機構 ,  *格子欠陥 ,  空格子点 ,  キャリア移動度 ,  官能化 ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  分極 ,  熱影響 ,  基 ,  密度汎関数法 ,  バンド構造 ,  メトキシ基 ,  アミノ基 ,  シアノ基 ,  アルキル基 ,  脂肪族化合物
準シソーラス用語： *二硫化モリブデン ,  ペルフルオロアルキル基 ,  電子吸引基 ,  電子供与基 ,  表面官能化

著者キーワード (5件)： ab initio計算 ,  MoS2 ,  硫黄空格子点 ,  表面官能化 ,  チオール化学

分類 (3件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  脂肪族チオール  (CF03120R) ,  塩  (CD01050V)

物質索引 (1件)： メタンチオール

タイトルに関連する用語 (5件)： 欠陥 ,  MoS2 ,  チオール ,  分子 ,  理解