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J-GLOBAL ID:201702226705493820   整理番号:17A1056736

SOX2,癌のバイオマーカーの検出のための高感度と使い捨て電気化学免疫センサ【Powered by NICT】

A sensitive and disposable electrochemical immunosensor for detection of SOX2, a biomarker of cancer
著者 (2件):
資料名:
巻: 172  ページ: 162-170  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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性決定領域Yボックス2(SOX2)の簡単,迅速定量のための初めて開発した新規,高感度,使い捨てインジウムスズ酸化物(ITO)ベースの電気化学免疫センサ。SOX2は癌バイオマーカーと肺小細胞癌,肺腺癌,へん平上皮癌,皮膚癌,前立腺癌および乳房癌を検出するために用いた。本研究では,使い捨てITO薄膜ベースの電極は,SOX2抗原と抗SOX2抗体間の相互作用をバイオセンシングのための作用電極として使用した。本研究では,つまりカルボキシエチルシラントリオール(CTES)も電極修飾に利用した自己集合単分子層を得ることができた。形成された自己集合単分子層は1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)/N ヒドロキシスクシンイミド(NHS)化学で活性化した,ヘテロ二官能性架橋剤と活性化剤としてそれぞれ用いた。抗SOX2抗体は,生体認識分子として使用し,CTESで修飾したITO薄膜上に共有結合で固定化した。固定化段階を電気化学インピーダンス分光法(EIS),サイクリックボルタンメトリー(CV),Fourier変換赤外分光法(FTIR),走査電子顕微鏡(SEM)と原子間力顕微鏡(A FM)によって特性化した。抗体濃度,抗体と抗原インキュベーション時間などの最適固定化条件は,免疫センサの感度を調べた。最適条件下で,この免疫センサは7fg/mL SOX2の低い検出限界で広い直線検出範囲(25fg/mL 2pg/mL)を有していた。さらに,開発したSOX2免疫センサは良好な貯蔵安定性(9週間後に初期活性の79.36%),繰り返し性(RSDの3.88%)と再現性(RSDの4.25%)を有していた。著者らの開発した免疫センサは,SOX2抗原検出のための許容できる性能を有し,低い検出限界を示し,免疫反応分析における選択的で再現性のある結果を有している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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分析機器  ,  バイオアッセイ 
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