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J-GLOBAL ID:201702226723774411   整理番号:17A1465898

ヒト肝臓組織における輸送体の定量のための迅速で高感度な多重反応モニタリングプロテオミクスアプローチの開発【Powered by NICT】

Development of a rapid and sensitive multiple reaction monitoring proteomic approach for quantification of transporters in human liver tissue
著者 (5件):
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巻: 1061-1062  ページ: 356-363  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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薬物動態における肝輸送体の役割に関する知見を増加させると,多くの努力はヒト肝輸送体の発現を定量化するために報告されている。しかし,報告された定量的プロテオミクスアプローチは,長い分析時間を必要とする。さらに,アッセイの感度は少ない輸送体または限られた量の試料(例えば肝細胞および肝組織)でまだ必要である。本研究では,12種類の肝輸送体(BCRP,BSEP,MATE1,MRP2,MRP3,MRP4,NTCP,OATP1B1,1B3,2B1,OCT1およびP-gp)の迅速かつ同時定量のためのLC-MS/MS法を開発した。高LC流速(1.5mL/min)および高速LC勾配(4分の総サイクル時間)を用いて,実行時間は4分に顕著に減少した,これは最も以前に公表された試験よりもはるかに短かった。クロマトグラフィーによる分離は,ACE UltraCore SuperC1850mm×2.1mm5μm HPLCカラムを用いて達成した。さらに,高LC流速/高速LC勾配の両方とエチレングリコールのポストカラム注入によって達成されたより大きな分析感度。この方法におけるシグネチャーペプチドのオンカラムLLOQは0.194~0.846フェムトモルの範囲であった。五蛋白質可溶化剤,ProteoExtract天然膜蛋白質抽出キット,3%(w/v)デオキシコール酸ナトリウム,20%(v/v)Invitrosol0.2%(w/v)RapiGest SFの抽出緩衝液IIを含む,全膜蛋白質抽出およびトリプシン消化に及ぼす10%(w/v)ホルムアミドの影響を調べた。デオキシコール酸ナトリウムは良好な全膜蛋白質抽出およびトリプシン消化効率だけでなく,は有意なMS干渉のために選択した。良好な精度(15%変動係数以内)と精度(±15%バイアス以内),と日間トリプシン消化効率(変動の28%係数以内)は,品質管理において観察された。この方法はハイスループット様式でヒト肝輸送体発現を定量化でき,また増加した感度のために,肝輸送体蛋白質(例えば,異なる民族群と肝疾患患者)のダウンレギュレーションを研究するために使用できる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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