抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東北電力(株)会津ダム管理センターでは,出水処理を支援するために,以前よりタンクモデルおよびニューラルネットワークモデルによるリアルタイムの出水予測システムを運用しているが,出水予測精度向上を目的に平成27年度には新たにメッシュ型流出モデルを用いた同システムを構築した。これら阿賀野川流域に適応させた3つの流出モデルについて,その予測精度について評価を行なった結果,各モデル(特にタンクモデルとメッシュ型流出モデル)による流量予測の精度は,入力値として用いる降雨予測の精度に大きく左右されることがわかった。そこで,更なる出水予測精度の向上を目指し,平成26年8月より気象庁から配信が開始された高解像度降水ナウキャストを活用した新降雨予測モデルを開発した。会津地方において,本モデルの適用により出水予測の精度向上が図れるか検証を行なった結果,現行降雨予測モデルよりも精度が高くなることを確認できた。(著者抄録)