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J-GLOBAL ID:201702226777145893   整理番号:17A0706674

NEDOプロジェクト「洋上風況観測システム実証研究(洋上風況マップ)」の紹介 マイクロ波散乱計を活用した外洋の風況把握

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資料名:
巻: 41  号:ページ: 13-17  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: X0310A  ISSN: 0387-6217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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マイクロ波散乱計とは,アンテナよりマイクロ波を能動的に放射し,観測対象物から散乱されるマイクロ波を受信するレーダの1種である。海岸線より30km以遠の概要には,人工衛星搭載のマイクロ波散乱計により観測された風向と風速を用いることで,高精度の洋上風況マップを実現している。今回の洋上風況マップ事業では,2つの人工衛星搭載のASCATセンサ(太陽同期準回帰軌道)により観測されたデータを用いている。ASCATデータの各格子点には品質を保つためのQF(Qality Factor)が付加されており,気象・海象条件やGMF(10m高度の風速,風向,マイクロ波入射角の関係を表したモデル関数)の適用条件等が,QFによって判別できる。日本周辺海域は大気状態が不安定になりやすく,安定度が風速に与える影響が小さくないため,Liu-Katsaros-Busingerモデルを使用して,風速の大気安定度補正を行った。マイクロ波散乱計を活用した外洋の風況把握として,ASCATデータの処理手法の検討及び実測値との比較を行い,個々の風速・風向とこれらの統計値の精度検証を行った。その結果,個々のっ風速は最大でも-3.4%のバイアス,風向は20度程度の誤差であった。また,統計値との比較においてもASCAT風速・風向が実測値に近い値を算出できることがわかり,外洋の風況情報の信頼性を示す結果となった。
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分類 (1件):
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気象学一般 
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