光のスペクトル成分が女性の顔のメイクアップした皮膚の外観に及ぼす影響

Okuda Shino; Okajima Katsunori

文献

J-GLOBAL ID：201702226799206651 整理番号：17A0681275

光のスペクトル成分が女性の顔のメイクアップした皮膚の外観に及ぼす影響

Effects of Spectral Component of Light on Appearance of Skin of Woman’s Face with Make-up

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資料名：
巻： 40 ページ： 20-27(J-STAGE) 発行年： 2017年
JST資料番号： S0965A ISSN： 0387-8805 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

この研究は,どのスペクトル成分が,日々の生活の中で女性の顔の皮膚の好ましい外観に決定的に重要であるかを明確にすることを目的としている。筆者等は,メークアップした女性の顔外観についての主観的実験を行った。波長プログラム可能な光源によりフラットスペクトル分布に特別な波長を加えるまたはカットすることによりスペクトル分布を作成した。異なるスペクトル分布を有する合計53種類の照明条件を設定した。筆者等は,女性モデルの顔の肌の色を測定し,顔の下半分のデジタル画像を生成するため,測定した色度値を,校正したLCディスプレイのRGB値に変換した。20人の女性参加者の頬を異なるスペクトル分布を有する光のうちの1つによって照明し,顔の「自然性」,「活動性」,「洗練性」,「健康さ」,「親しみやすさ」,「好み」を評価した。その結果,534nmのスペクトル成分を含む照明が,女性の肌を最悪に見せ,女性の顔は,自然,活動,洗練の三つの点で説明することができた。(翻訳著者抄録)

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光源

引用文献 (18件)：

(1) Yamaguchi, S., Okuda, S. and Saito, T.: Preferable LED lamps for appearance of skin color of human face, Proc. AIC2012, pp. 446-449 (2012).
(2) Yano, T. and Hashimoto, K.: Subjective Evaluation and Color Appearance of Human Complexions under Various Illuminations, J. Illuminat. Eng. Inst. Jpn., 79-5, pp. 10-15 (1995) (in Japanese).
(3) Yano, T. and Hashimoto, K.: Subjective evaluation of human complexions under illuminations for various chromatic adaptations, J. Illuminat. Eng. Inst. Jpn., 79-11, pp. 55-61 (1995) (in Japanese).
(4) Yano, T. and Hashimoto, K.: Preference for Japanese complexion color under illumination, Color Res. Appl., 22-4, pp. 269-274 (1997).
(5) Yano, T. and Hashimoto, K.: Preference index for Japanese complexion color under illumination, J. Illuminat. Eng. Inst. Jpn., 82-11, pp. 895-901 (1998) (in Japanese).

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