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J-GLOBAL ID:201702226841465595   整理番号:17A0890870

ジスルフィド系重合体の自己修復機構における非共有結合性相互作用の役割【Powered by NICT】

The role of non-covalent interactions in the self-healing mechanism of disulfide-based polymers
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号: 28  ページ: 18461-18470  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,古典的分子動力学に基づく理論的プロトコルを定義し,ジフェニルジスルフィド系化合物における弱い非共有相互作用を研究した。4つの選択された場合,すなわち一置換およびアミンオルト三置換尿素およびウレタン系ジフェニルジスルフィドにおける水素結合およびπ-πスタッキングの影響を研究するために,このプロトコルを使用した。全ての場合において,水素結合はπ-πスタッキングよりも重要であり,π-πスタッキングはほとんど影響を及ぼさないことを観察した。さらに,水素結合は高分子鎖を閉じた状態に維持する原因となり,生成する水素結合の量が少ないほど柔軟性があり可動性の高いウレタン系材料でもジスルフィドが反応領域に到達する可能性がある。古典分子動力学によって得られた結果と量子力学によって以前に得られた結果とを組み合わせて,ジスルフィド系材料の自己修復特性に関連する,第1にジスルフィドSS結合を破壊する能力,第2に,これらの基が隣接するジスルフィドを攻撃する能力の2つの主な要因があると結論づけた。前者はS-S結合の結合解離エネルギーによって支配され,後者は他の2つの要因によって強く影響された。一方では,鎖間に水素結合相互作用が確立され,他方では,硫黄ラジカルが隣接するジスルフィドに攻撃されるエネルギー障壁があった。著者らは,改善された材料の開発における実験者の助けとなるジスルフィドおよび関連物質の自己修復能力を予測する目的で,これらの特徴の影響を評価するための3つの新しいパラメータを定義した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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重合反応一般  ,  高分子固体の構造と形態学 
物質索引 (5件):
物質索引
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