文献

J-GLOBAL ID：201702226900229344   整理番号：17A1832970

配位高分子系ペロブスカイト装置:メタノールの非存在または存在下での整合エネルギー準位と光電流増強【Powered by NICT】

Coordination polymer based perovskite device: matched energy levels and photocurrent enhancement in the absence or presence of methanol

著者 (6件)： Lv Sen (Department of Applied Chemistry, College of Chemistry and Chemical Engineering, Chongqing University, Chongqing 401331, P. R. China. [e-mail]) ,  Wang Zhe Yuan ,  Gu Xu ,  Zhang Chong ,  Gong Yun ,  Lin Jian Hua
資料名： CrystEngComm  (CrystEngComm)
巻： 19  号： 46  ページ： 7021-7030  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2462A  ISSN： 1466-8033  CODEN： CRECF4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3,6,3′-ビフェニルトリカルボン酸(H_3L1)とN~1,N~4-ジ(ピリジン-4-イル)テレフタルアミド(L)を用いて,Co_3L_2(L1)2(H_2O)83H_2O(1)およびZnL_0(HL1)(H_2O)2H_2O(2)と定式化される二つの配位重合体(CP)を水熱合成し,単結晶X線回折によって構造を特性化した。CP2は{6~3}-hcbトポロジーを持つ単様式3-連結二次元(2D)骨格を示し,DFT計算は,それが半導体であることを明らかにした。CP2は可視光照射(650 nm>λ>350 nm)下での光電流応答を示した。CP2に基づいて,FTO/TiO_2/perovskite CH_3NH_3PbI_3/CP2に基づくデバイスを構築したが,これは可視光照射(650 nm>λ>350 nm)下で電解質水溶液におけるCPの2よりもはるかに大きい光電流密度を生じ,それはCP2とCH_3NH_3PbI_3のマッチした価電子帯最大(VBM)及び伝導帯最小(CBM)エネルギー準位に起因する。メタノールの存在下では,装置で生成された光電流応答は著しく向上させることができ,これはメタノールによって捕捉された光誘起正孔に起因し,光誘起電子と正孔のより効率的な分離をもたらした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 正孔 ,  密度汎関数法 ,  位相幾何学 ,  水熱合成 ,  電流密度 ,  価電子バンド ,  *光電流 ,  *エネルギー準位 ,  伝導バンド ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 光誘起 ,  電解質水溶液 ,  電流応答 ,  可視光照射 ,  単結晶X線回折 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (7件)： 配位高分子 ,  ペロブスカイト ,  メタノール ,  整合 ,  エネルギー準位 ,  光電流 ,  増強