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J-GLOBAL ID:201702226982107465   整理番号:17A0499034

種々の濃度でのメリッチン及びその類似体MelP5の凝集と脂質二重層への挿入 細孔径,二層膜厚及び動力学への影響

Aggregation and insertion of melittin and its analogue MelP5 into lipid bilayers at different concentrations: effects on pore size, bilayer thickness and dynamics
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 7195-7203  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メリッチン及びその類似体MelP5(メリッチンの5つの突然変異のT10A,R22A,K23A,R24Q,及びQ26L)を全原子及び粗粒(CG)力場により種々のペプチド/脂質モル比で脂質二重層を用いてシミュレートした。CGシミュレーションでは,メリッチンとMelP5両方を高濃度で二層内に挿入し,一方低濃度ではMelP5のみを挿入できることから,5つの突然変異がペプチド間の静電反発を弱め,ペプチドと脂質尾部間の疎水性相互作用を強めるためMelP5の浸透率が増加することを示し,それは実験と定量的に一致している。特に,実験でも示唆されているように,6~8MelP5の凝集により細孔を生成する。全原子シミュレーションは,CGシミュレーションの最終立体配置から変換された原子座標から出発して,MelP5ペプチドがメリッチンペプチドより多くの水分子を細孔に運び,MelP5ペプチドの方が大きい細孔を生成することを示した。また,MelP5ペプチドはより効率的に脂質を不規則化し,脂質の側方移動性をメリッチンペプチドより増加させ,その結果薄い二重層を得られた。これらの発見は,たった5つの配列の違いでもペプチド凝集と挿入には影響を与え,MelP5の方がメリッチンより高度の抗菌活性と高分子漏出を実験的に観測することを説明する助けとなる二層膜厚と動力学を示し,MelP5の凝集数,及び細孔生成へのメリッチンとMelP5の異なる影響に関する実験的な提示も支援する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  脂質一般  ,  分子の幾何学的構造一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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