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J-GLOBAL ID：201702226989857722   整理番号：17A1055948

超低出生体重児におけるバイオマーカーとしての微量元素,酸化状態および抗酸化能【Powered by NICT】

Trace elements, oxidative status and antioxidant capacity as biomarkers in very low birth weight infants

著者 (4件)： Bocca Beatrice (Department of Environment and Health, Istituto Superiore di Sanita, Rome, Italy) ,  Ciccarelli Simona (Neonatal Intensive Care Unit and Neonatal Pathology, S. Giovanni Calibita-Fatebenefratelli Hospital, Rome, Italy) ,  Agostino Rocco (Member of Etic Committee, Bambino Gesu Paediatric Hospital, Rome, Italy) ,  Alimonti Alessandro (Department of Environment and Health, Istituto Superiore di Sanita, Rome, Italy)
資料名： Environmental Research  (Environmental Research)
巻： 156  ページ： 705-713  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0574A  ISSN： 0013-9351  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超低出生体重児(VLBW)中の微量元素,酸化状態と抗酸化物質に対する参照データは,限られており,臨床現場での使用のために更新する必要がある。平均年齢23.8(t0)と37.8(t1)日で30VLBW乳児(平均体重1167g)の血清および尿を分析した。カドミウム(Cd),銅(Cu),鉄(Fe),水銀(Hg),マンガン(Mn),セレン(Se)および亜鉛(Zn),硝酸塩/亜硝酸塩(NOx),カタラーゼ(CAT),CuZnFeMnスーパーオキシドジスムターゼ(CuZnFeMn SODs),総抗酸化能(SAC:チオールの合計蛋白質,ビリルビン,尿酸,β-カロチン,アスコルビン酸,ビタミンE)と総酸化状態(SOSリポとヒドロペルオキシドの合計)を決定した。CuとZnの高い尿中排せつはt1;よりもt0で観察された。尿中Cdの増加は,t0にt1に関してであった。CuとZnの血清中濃度の欠乏も見出された。低いCAT活性,より高い全オキシダントレベル(SOS)と全抗酸化障壁(SAC)の還元は,いくらかの乳児で観察された。FeとMn欠乏またはHg過負荷が観察された。CuZnFeMn SODとNOxレベルは変化しなかった。所見は微量元素と不完全鉱物体内貯蔵の損失は,その後より早いライフステージ(23.8日目)でより顕著であることを示した。さらに,抗酸化防御は低かったとリポとヒドロペルオキシドは乳児の生後5週でまだ高かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 硝酸塩 ,  *酸化防止 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  乳児 ,  鉄 ,  *体重 ,  カドミウム ,  酸化窒素 ,  マンガン ,  銅 ,  *微量元素 ,  血清中濃度 ,  亜鉛
準シソーラス用語： *抗酸化能 ,  *酸化状態 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 微量元素 ,  抗酸化能 ,  酸化ストレス ,  超低出生体重児 ,  暫定的な基準値

分類 (2件)： 人間に対する影響  (EE05050C) ,  疫学  (GB03000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 低出生体重児 ,  バイオマーカー ,  微量元素 ,  酸化状態 ,  抗酸化能