抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Al置換LiNi_0 5Co_0 2Mn_0 3O_2(Al NCM)カソード材料を,改良共沈法とその後の熱処理プロセスによって合成した。得られた材料をX線回折(XRD),走査電子顕微鏡(SEM),定電流充電/放電試験,サイクリックボルタンメトリー(CV)および電気化学インピーダンス分光法(EIS)によって特性化した。結果は,調製したままのAl NCM試料は六方晶αNaFeO_2構造,低いカチオン混合,より高い結晶度,より均一な球状構造,低い電荷移動抵抗と高いリチウムイオン拡散係数を示し,強化された電気化学的性能をもたらすことを示した。LiNi_0 5Co_0 2Mn_0 3O_2(NCM)のレート能力,サイクル安定性及び低温性能に及ぼすAl置換の影響をコイン型電池と14500電池で評価した。特に,Al NCM試料は3.0 4.3の電圧範囲で1Cレートで100サイクル後に,それぞれ,159.7%,147.4%,139.8%,135.7%,0.5%で126.9と111.3mAのhg~( 1)C,1C,2C,3C,5C,10Cレートの放電比容量を示した容量保持率86.6%であった。カソードとしてAl NCM材料を利用した14500電池は2.7 4.2Vの電位範囲で1Cレートで803.55mAhg 1の放電容量を示し,200サイクル後に89.30%の容量を保持した。さらに,カソードとしてAl NCMを用いて作製した14500電池は 20°C,陰極としてNCMを用いて組み立てた電池の471.30mA時間より遥かに高目で1Cレートで590.06mAhg 1の放電容量を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】