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J-GLOBAL ID：201702227017029160   整理番号：17A1819468

単一コカイン曝露はマウスにおける線条体シナプス前ドーパミン機能を変化させない:[~18F]FDOPA PET研究【Powered by NICT】

Single cocaine exposure does not alter striatal pre-synaptic dopamine function in mice: an [¹⁸F]-FDOPA PET study

著者 (8件)： Bonsall David R (Psychiatric Imaging, Medical Research Council, London Institute of Medical Sciences, Imperial College London, London, UK) ,  Kokkinou Michelle (Psychiatric Imaging, Medical Research Council, London Institute of Medical Sciences, Imperial College London, London, UK) ,  Veronese Mattia (Institute of Psychiatry, Psychology and Neuroscience, King’s College London, London, UK) ,  Coello Christopher (Imanova Centre for Imaging Sciences, White City, London, UK) ,  Wells Lisa A. (Imanova Centre for Imaging Sciences, White City, London, UK) ,  Howes Oliver D. (Psychiatric Imaging, Medical Research Council, London Institute of Medical Sciences, Imperial College London, London, UK) ,  Howes Oliver D. (Institute of Psychiatry, Psychology and Neuroscience, King’s College London, London, UK) ,  Howes Oliver D. (Institute of Clinical Sciences (ICS), Faculty of Medicine, Imperial College London, London, UK)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 143  号： 5  ページ： 551-560  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コカインはドーパミン輸送体に結合し,シナプス前終末へのドーパミンの再取り込みを妨げることを乱用のレクリエーション薬である。両前シナプス後ドーパミン受容体の刺激におけるシナプスドーパミンの増加した存在,コカインはその強化特性を誘発する重要な機構を考察した。しかし,シナプス前ドーパミン機能に対する急性コカイン投与の効果は不明のままである。陽電子放出断層撮影のような非侵襲イメージング技術は慢性コカイン使用者における障害シナプス前ドーパミン機能を明らかにした。同様の障害は,動物研究で見られた,減少したドーパミン基礎遊離を示す微小透析実験した。ここでは,ドーパミン合成能を測定し,シナプス前ドーパミン機能の急性コカイン投与の影響を決定するためにマウスにおけるミクロポジトロン放射形断層撮影画像診断技術を用いた。用量20mg/kgコカインである高い移動活性を誘発するために十分であることを示す,15 20分後処理(p<0.001)ピークに達した。しかし,線条体におけるドーパミン合成能は急性コカイン処理(KiCer:媒体対照群で0.0097分対0.0112分,p>0.05)により有意に変化しなかった。さらに,ドーパミン合成,チロシンヒドロキシラーゼと芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素に関連した二つの重要な酵素,走査マウスの線条体内の発現レベルは有意に急性コカイン前処理(p>0.05)による影響を受けなかった。著者らの知見は,線条体におけるドーパミン合成と放出の調節は慢性コカイン使用による変化を示し,減少した基底緊張を導いたが,シナプス前ドーパミン作動性ニューロンへのこれらの適応は,薬物への単回曝露後開始されないことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： カルボキシリアーゼ ,  微小透析 ,  動物 ,  投与 ,  走査 ,  *線条体 ,  PET【トモグラフィー】 ,  ドーパミン受容体 ,  前処理 ,  *シナプス ,  媒質 ,  チロシンヒドロキシラーゼ ,  カテコールアミン ,  第一アミン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： ドーパミン作動性ニューロン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 挙動 ,  コカイン ,  ドーパミン ,  マウス ,  PET

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (2件)： ドーパミン ,  コカイン

タイトルに関連する用語 (9件)： コカイン ,  曝露 ,  マウス ,  線条体 ,  シナプス ,  ドーパミン ,  FDOPA ,  PET ,  研究