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J-GLOBAL ID：201702227018998460   整理番号：17A1427845

lipoaffinity指標に基づく医薬品有効成分の溶解率向上のための効果的な共結晶形成材料の選択【Powered by NICT】

Selection of effective cocrystals former for dissolution rate improvement of active pharmaceutical ingredients based on lipoaffinity index

著者 (2件)： Cysewski Piotr (Chair and Department of Physical Chemistry, Pharmacy Faculty, Collegium Medicum of Bydgoszcz, Nicolaus Copernicus University in Torun, Kurpinskiego 5, 85-950 Bydgoszcz, Poland) ,  Przybylek Maciej (Chair and Department of Physical Chemistry, Pharmacy Faculty, Collegium Medicum of Bydgoszcz, Nicolaus Copernicus University in Torun, Kurpinskiego 5, 85-950 Bydgoszcz, Poland)
資料名： European Journal of Pharmaceutical Sciences  (European Journal of Pharmaceutical Sciences)
巻： 107  ページ： 87-96  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0673A  ISSN： 0928-0987  CODEN： EPSCED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 薬物の溶解速度を促進する能力を所有している潜在的共結晶フォーマの適切な選択のために提案した新しい理論的スクリーニング法。手法は,文献で見られる共結晶の102正パリティと17個の負例から成る訓練セットに依存している。唯一の利用可能なデータは,定性的性質であったという事実にもかかわらず,二値分類を用いて行った統計分析は,その定量的基準を定式化することができた。考慮した3679種の分子記述子の中でlipoaffinity指標の相対値,活性化合物と賦形剤の計算値の間の差は,陽性例と陰性例の識別に適した最も適切な尺度であることが分った。精度5%を仮定して,適用した分類基準は,最終予測における70%陽性例の包接をもたらした。lipoaffinity指数は化学構造だけで2次元情報を用いて計算した分子記述子であるので,その推定は簡単で計算上安価である。共結晶化確率を定量化する付加的な基準の包含は,関連基準H_mix<0.18およびΔLA>3.61をもたらし,溶解速度促進剤の同定を可能にした。スクリーニング法は,イロペリドン,リトナビル,カルバマゼピンとEnthenzamideなどの薬剤の最も有望な配座異性体を見つけるために使用された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 予測 ,  溶解速度 ,  賦形剤 ,  二次元 ,  統計解析 ,  *溶解 ,  スクリーニング ,  定式化 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  酵素阻害剤 ,  プロテイナーゼ阻害剤
準シソーラス用語： 配座異性体 ,  共結晶化 ,  化学構造 ,  分子記述子 ,  *共結晶 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 溶解速度 ,  薬理学的共結晶(Pharmaceutical cocrystals ,  賦形剤スクリーニング ,  分子記述子 ,  親水性

分類 (2件)： 物理薬剤学  (GY01012A) ,  薬物の物理化学的性質  (GV01060M)

物質索引 (2件)： カルバマゼピン ,  リトナビル

タイトルに関連する用語 (6件)： 指標 ,  医薬品 ,  有効成分 ,  溶解 ,  共結晶 ,  形成材料