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J-GLOBAL ID:201702227049476920   整理番号:17A0217203

重量衝撃源の変化による床衝撃音レベルの互換性に関する検討

著者 (5件):
資料名:
巻: 23  号: 53  ページ: 171-176  発行年: 2017年02月20日 
JST資料番号: L4777A  ISSN: 1341-9463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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実物件で測定した結果を用いて重量床衝撃音遮断性能の評価方法について検討した。JIS A 1418-2における,タイヤ加振時のL値評価とボール加振時のA特性評価の互換性を,床仕上げ構造別・周波数帯域別に検討し,ボール加振時の実測値からタイヤ加振時のL値を推定する方法を検討した。測定対象床構造は設計目標値LrL45を満足する床仕上げ構造で,直張床,二重床,中間時の素面を含めて3分類とし,両衝撃源共,測定は5点打撃5点受音を基本とした。先ず,周波数帯域(31.5,63,125,250,500Hz)別に床衝撃音レベルの相関を確認するため,比較結果を図で示し,タイヤとボールの衝撃力暴露レベル差との対応関係から相関を評価した。31.5および63Hz帯域のみであれば,ボール加振時とタイヤ加振時で床衝撃音レベルの相関が良く,何れの床仕上げ構造でも同等に評価できる。次に,評価値を決定する要因(周波数帯域,打撃点位置,等価厚さ)の検討結果を示した。タイヤ加振時のL値評価は低周波数域(63Hz帯域)での床の構造振動を主とした性能を評価することを目的としており,さらに,それは居住者の生活実感に対応すると考えられる。ボール導入に際しては,低周波数域(63Hz帯域)のみに限定する方法であれば,ボールとタイヤで同等の評価ができると結論付けた。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
床,天井  ,  建築物の防音,遮音  ,  音波伝搬 
引用文献 (15件):
  • 1) 木村翔、大川平一郎、井上勝夫:重量床衝撃源の意義と望ましい衝撃力特性について, 日本建築学会技術報告集, 第1号, pp199-202, 1995.12
  • 2) 井上勝夫、安岡正人:床衝撃音に関わる居住者要求と遮音性能基準のあり方, 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp259-262, 2013.8
  • 3) 井上勝夫、阿部今日子:集合住宅の居住者反応からみた重量床衝撃音遮断性能の生活実感による表現方法の検討, 日本建築学会環境系論文集, 第701号, pp589-596, 2014.7
  • 4) 木村翔、井上勝夫、中澤真司:重量衝撃源の衝撃力特性に関する研究, 日本建築学会計画系論文集, 第398号, pp1-8, 1989.4
  • 5) 井上勝夫、安岡正人、橘秀樹:床衝撃音測定用標準重量衝撃源の開発, 日本建築学会技術報告集, 第14号, pp143-148, 2001.12
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タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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