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J-GLOBAL ID:201702227072690609   整理番号:17A0951929

ペンタフルベンの化学における最近の進歩

Recent Advances in the Chemistry of Pentafulvenes
著者 (8件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 3930-3989  発行年: 2017年03月08日 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本論文はペンタフルベンの化学,とくにその合成法,環状付加,有機金属反応,量子化学計算に重点をおいたレビューである。1984年から2016年4月までに発表された論文を参照した。最初に,ペンタフルベンの基礎的性質(結合長変化と芳香族性,一般的反応パターン)を要約した。次に,ペンタフルベンの合成法を通常の方法の拡張,遷移金属触媒を用いた合成,その他の反応に分けて論じた。続いて,ペンタフルベンの環状付加反応を,2π,4π及び6π成分としてのペンタフルベンの環状付加反応,双極環状付加反応,6-ジメチルアミノフルベンとフルベンケテンアセタールの環状付加反応ごとに論じた。また,ペンタフルベンのその他の反応(フルベンのエポキシ化など)についても言及した。引き続き,メタロセンの化学におけるペンタフルベンの寄与を,1)シクロペンタジエン配位子の前駆体としての反応(還元的錯体生成,カルボメタル化反応,ペンタフルベンへの窒素あるいはリン求核試薬の付加,還元的二量化,脱プロトン化,その他),2)有機金属錯体における配位子としてのペンタフルバレン(中性配位子として,ペンタフルベン存在下での金属前駆体の還元,金属配位圏でのペンタフルベンの生成,その他),3)金属触媒反応を経るペンタフルベンの転換,に分けて論じた。最後に,ペンタフルベンの芳香族性及び芳香族性に対する置換基効果の理論的考察,非線形光学特性などの光物理的性質について論じた。
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分類 (2件):
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有機化学反応一般  ,  シクロペンタン系 
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