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J-GLOBAL ID：201702227140071845   整理番号：17A1951323

チロシン由来新規抗菌性ヒダントインポリマー:合成および抗菌活性の評価

Tyrosine-derived novel antimicrobial hydantoin polymers: synthesis and evaluation of anti-bacterial activities

著者 (4件)： RAVICHANDRAN Vasanthan (Indian Inst. of Technol. Madras, Chennai, IND) ,  RAI Rajani Kant (Indian Inst. of Technol. Madras, Chennai, IND) ,  KESAVAN Venkitasamay (Indian Inst. of Technol. Madras, Chennai, IND) ,  JAYAKRISHNAN A. (Indian Inst. of Technol. Madras, Chennai, IND)
資料名： Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition  (Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition)
巻： 28  号： 16/18  ページ： 2131-2142  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： W0274A  ISSN： 0920-5063  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗菌活性を持つチロシン由来ヒダントインのビニル誘導体ベースの環状N-ハラミンポリマーを合成し,その抗菌活性を調べた。L-チロシンからヒダントインモノマーを合成し,それをメタクリル酸メチルおよび2-(ヒドロキシエチル)メタクリラートと共重合することで,目的の環状N-ハラミンポリマーを合成した。核磁気共鳴分析,赤外分光法,エネルギー分散型X線分析,示差走査熱量測定,熱重量分析および質量分析によって環状N-ハラミンポリマーの形成を確認し,その光学的および熱的特性を明らかにした。環状N-ハラミンポリマーから作製したフィルムを次亜塩素酸溶液に曝すことで,ヒダントイン分子の活性化を誘導することができ,それによってStaphylococcus aureusのようなグラム陽性菌とEscherichia coliのようなグラム陰性菌の双方の増殖を抑制することができた。本研究で用いた合成法によって従来法より簡単に抗菌活性を持つ環状N-ハラミンポリマーを得ることができると結論付けた。

シソーラス用語： *ウレア化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  *機能性高分子 ,  抗細菌作用 ,  ビニル化合物 ,  *殺菌作用 ,  ポリメタクリル酸ヒドロキシエチル ,  共重合 ,  陽子磁気共鳴 ,  *赤外分光法 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  示差走査熱量測定 ,  熱重量分析 ,  質量分析 ,  熱特性 ,  高分子膜 ,  黄色ぶどう球菌 ,  グラム陽性菌 ,  大腸菌 ,  グラム陰性菌 ,  増殖 ,  アミノ酸 ,  フェノール類 ,  第一アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *ヒダントイン誘導体 ,  *抗菌性高分子 ,  抗菌活性 ,  *n-ハラミン ,  1H-NMR ,  エネルギー分散X線分光法 ,  示差走査熱量測定法 ,  熱重量分析法 ,  熱的特性 ,  ポリマフィルム ,  次亜塩素酸水 ,  Staphylococcus aureus ,  Escherichia coli ,  細菌増殖

分類 (4件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  共重合  (CG04030D) ,  医用素材  (GA05040H) ,  抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S)

物質索引 (2件)： チロシン ,  メタクリル酸メチル

タイトルに関連する用語 (4件)： チロシン ,  抗菌性 ,  抗菌活性 ,  評価