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J-GLOBAL ID：201702227218382871   整理番号：17A1900447

りん脂質二分子層に及ぼすベンゾカインとプロプラノロールの影響【Powered by NICT】

Effect of benzocaine and propranolol on phospholipid-based bilayers

著者 (7件)： Mangiapia G. (Forschungszentrum Juelich GmbH, Juelich Centre for Neutron Science Aussenstelle am Heinz Maier-Leibnitz Zentrum, Lichtenbergstrasse 1, D-85747 Garching, Germany. [e-mail]) ,  Gvaramia M. ,  Kuhrts L. ,  Teixeira J. ,  Koutsioubas A. ,  Soltwedel O. ,  Frielinghaus H.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 47  ページ： 32057-32071  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞膜は,その周辺から細胞を保護する上で基本的な役割を果たし,基本的な生物学的課題と多くの蛋白質をホストに加えた。薬物/脂質相互作用の研究は,活性成分の役割と作用機序を明らかにし,薬物過量投与によって生じる可能性のある合併症に光を当て完全に必要かつ重要なステップである。本論文では,L-α-ホスファチジルコリン系膜の構造に及ぼすベンゾカインとプロプラノロール薬の影響について,中性子反射率,すれすれ入射小角中性子散乱およびsmall/ultra小角中性子散乱により研究した。膜の硬化と茎の形成を可能にし,ベンゾカインの存在に起因する。一方,無秩序な二重層(ラメラ粉末),大きく湾曲した構造をプロプラノロールの存在下で見られた。得られた結果は,薬物の分子構造の観点から合理的に説明可能性があり,長期および過量投与シナリオにおける毒性挙動を説明するための出発点として役立つ可能性がある。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *脂質二分子膜 ,  *リン脂質 ,  細胞膜 ,  タンパク質 ,  成分 ,  作用機序 ,  薬物中毒 ,  合併症 ,  薄膜 ,  膜構造 ,  小角中性子散乱 ,  結晶構造 ,  中性子反射 ,  多層膜 ,  毒性 ,  分子構造 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  アミノカルボン酸 ,  第一アミン ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  第二アミン ,  第二アルコール
準シソーラス用語： *リン脂質二分子層 ,  活性成分 ,  薬物過量投与 ,  中性子反射率 ,  二重層

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (3件)： ベンゾカイン ,  プロプラノロール ,  L-α-ホスファチジルコリン

タイトルに関連する用語 (3件)： りん脂質二分子層 ,  ベンゾカイン ,  プロプラノロール