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J-GLOBAL ID:201702227245495387   整理番号:17A0939337

酸性条件下での中温嫌気発酵時の廃水からの酢酸とメタンの選択的共生産【Powered by NICT】

Selective co-production of acetate and methane from wastewater during mesophilic anaerobic fermentation under acidic conditions
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 720-725  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2464A  ISSN: 2053-1419  CODEN: ESWRAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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廃水からの揮発性脂肪酸(VFAs)の生産は,メタン(CH_4)生産に加えて,廃水資源を活用するもう一つの有望な方法と考えられている。単純化あるいは下流分離と精製段階を回避もするために,特異的なVFAの選択的生成が非常に望まれている。本研究では,中温性(35±1 °C)と酸性(5.0)条件での嫌気性廃水処理時の酢酸及びCH_4の連続的,選択的同時生産を報告した。安定段階では,酢酸塩は液相生成物の66%を占め,一方CH_4は気体生成物の41%を占めた。一貫した微生物群集分布が観察され,Clostridium,Bacteroides,および水素栄養性メタン生成菌はpH=5.0で濃縮され,選択的酢酸産生を支持する低水素(H_2)分圧環境を生成した。対照的に,反応器の性能は,微生物活性の抑制のためにpH=4.0で悪化した。本研究は,廃水pHを調整すること酢酸とCH_4viaの選択的共生産のための嫌気性発酵経路を転換することの実現可能性を示し,改善された資源回収のための嫌気性廃水処理プロセスを最適化するための意味を提供するかもしれない。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 

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