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J-GLOBAL ID:201702227249291778   整理番号:17A1041414

整形外科における幹細胞の臨床的利用

CLINICAL USE OF STEM CELLS IN ORTHOPAEDICS
著者 (1件):
資料名:
巻: 33  ページ: 183-196 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7026A  ISSN: 1473-2262  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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幹細胞研究は,難治性および致命的な疾患に対する新たな治療可能性を探索する必要性から生じた。筋骨格系疾患は基本的に非致死的であるが,その高い罹患率および比較的容易な臨床試験により,この分野における幹細胞の臨床応用が容易になった。しかしながら,筋骨格系における再生医療のための幹細胞研究のin vitroおよび前臨床試験の多さにもかかわらず,信頼性の高い臨床研究はほとんど発表されていない。幹細胞療法は,骨,軟骨および腱の再生のために局所的に適用することができる。骨再生における候補疾患様式には,大きな骨欠損,骨折癒合不全および骨壊死が含まれる。局所的な骨軟骨欠損および変形性関節症は,軟骨再生の現在の標的である。腱再生のために,回旋腱板の裂傷などの骨-腱接合部の問題は,臨床研究における重要な課題である。今日まで,幹細胞治療を支持する文献は,ほとんどが症例報告または症例シリーズである。そのため,筋骨格疾患の治療における細胞治療の役割を明確にするためには,ランダム化臨床試験を含む高品質のエビデンスが必要である。幹細胞治療を治療に適用する臨床医は,疾患の自然経過をよく理解していることが不可欠である。幹細胞療法が有効性と費用の点で明らかに価値があると証明されるまで,治療医師が確立された手段を併用することを捨てないことも強く推奨される。本レビューの目的は,将来の展望に関する著者の見解に従い,整形外科分野における幹細胞適用の現状を要約することである。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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骨格系  ,  運動器系の疾患  ,  運動器系疾患の治療一般  ,  臨床治療学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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