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J-GLOBAL ID：201702227253809915   整理番号：17A1764138

活性流体における輸送過程の統計力学: 流体力学の方程式

Statistical mechanics of transport processes in active fluids: Equations of hydrodynamics

著者 (3件)： Klymko Katherine (Department of Chemistry, University of California at Berkeley, Berkeley, California 94720, USA) ,  Mandal Dibyendu (Department of Physics, University of California at Berkeley, Berkeley, California 94720, USA) ,  Mandadapu Kranthi K. (Department of Chemical and Biomolecular Engineering, University of California at Berkeley, Berkeley, California 94720, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 19  ページ： 194109-194109-16  発行年： 2017年11月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 質量,線形運動量,角運動量,およびエネルギーを含む流体力学の方程式は,内部トルクによって駆動される回転ダンベルからなるシステムの微視的運動方程式の粗粒により導出される。線形運動量のバランスを導出する際には,個々の粒子に非ゼロトルクが存在するために,応力テンソルの対称性が崩れることを見出した。応力テンソルの崩れた対称性は流体の内部スピンを誘起して,通常の運動モーメントに加えて内部角モーメントのバランスの考慮を必要とする。スピンがない場合,運動モーメントは全角モーメントと同じである。全角運動量のバランス形状の導出において,スピン場を駆動する結合応力テンソルの微視的な式を見出した。結合応力は,分子間相互作用と活性力とからの寄与を含むことを示した。スピンの存在は,巨視的な点の周りの小さな近傍での粒子の絶え間ない交換による慣性モーメントのバランスの考えをもたらす。マクロスケールで関連する慣性モーメントのバランスを導出し,輸送を誘起する慣性モーメントを同定した。最後に,活性流体の全エネルギーと内部エネルギーのバランスを求めて,システム内の熱および熱フラックスの源を同定した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *輸送現象 ,  *統計力学 ,  *流体力学 ,  運動量 ,  質量 ,  角運動量 ,  エネルギー ,  運動方程式 ,  応力テンソル ,  慣性モーメント ,  スピン
準シソーラス用語： 輸送過程 ,  線形運動量

分類 (1件)： 流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活性 ,  流体 ,  輸送過程 ,  統計力学 ,  流体力学 ,  方程式