文献

J-GLOBAL ID：201702227302592654   整理番号：17A0894985

アルミニウム/鋼異種金属溶接物のミクロ組織と機械的性質:熱入力の効果

Microstructure and mechanical properties of aluminium/steel dissimilar weldments: effect of heat input

著者 (4件)： MADHAVAN S. (Indian Inst. of Technol. Madras, TN, IND) ,  KAMARAJ M. (Indian Inst. of Technol. Madras, TN, IND) ,  VIJAYARAGHAVAN L. (Indian Inst. of Technol. Madras, TN, IND) ,  RAO K. Srinivasa (Andhra Univ., Visakhapatnam, IND)
資料名： Materials Science and Technology  (Materials Science and Technology)
巻： 33  号： 1/2  ページ： 200-209  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0304C  ISSN： 0267-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車の省エネルギーの観点から軽量化が進められ,種々の材料が開発されている。これらは単独で使用することは少なく,他の金属との組合せが必要となる。しかしながら,溶融を伴う接合では接合部に脆弱な金属間化合物(IMC)の形成が問題である。本研究においては,A6061-T6アルミニウム合金と亜鉛メッキ二相鋼DP800の重ね継手をGMA溶接によって形成し,その際の溶接熱入力が形成する溶接部の金属組織および機械的性質にどのような影響を及ぼすかを調べた。実験では,熱入力を110,120,130および140J/mmと変化させた。得た溶接部の透過型電子顕微鏡による分析,残留応力測定,引張試験および腐食試験を実施した。これらの実験から,溶接部には種々のFe-AlのIMCが形成していることを確認し,120J/mmの熱入力で溶接した場合が最も高い引張強さと耐食性を持つことを明らかにした。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *二相鋼 ,  亜鉛めっき鋼板 ,  重ね溶接 ,  GMA溶接 ,  *異種金属溶接 ,  金属間化合物 ,  入力 ,  *引張強さ ,  耐食性 ,  *金属組織
準シソーラス用語： 熱入力

分類 (3件)： 溶接部  (WC07100I) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： アルミニウム ,  鋼 ,  異種金属溶接 ,  ミクロ組織 ,  機械的性質 ,  熱入力