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J-GLOBAL ID:201702227352008147   整理番号:17A1245864

ユウロピウムをドープした酸化セリウムナノ粒子反応性酸素種形成を制限すると腸虚血-再潅流障害を改善する【Powered by NICT】

Europium-Doped Cerium Oxide Nanoparticles Limit Reactive Oxygen Species Formation and Ameliorate Intestinal Ischemia-Reperfusion Injury
著者 (12件):
資料名:
巻:号: 14  ページ: null  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2483A  ISSN: 2192-2640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蓄積しつつある証拠は,虚血-再潅流障害は活性酸素種(ROS)の形成と関連することを示唆した。本研究は,腸虚血-再潅流損傷のマウスモデルにおけるROSスカベンジャーとしての新規ユウロピウムをドープした酸化セリウムナノ粒子(EuをドープしたセリアNP)の治療効果を示した。スーパーオキシドラジカル産生の増加は,虚血期を通して腸と再潅流開始後に再び検出された。スーパーオキシドラジカル形成におけるこれらの変化は,腸における炎症性サイトカインの誘導と関連している。本研究はさらに,EuをドープしたセリアNPはin vitroでスーパーオキシドスカベンジング活性を示すことが分かった。重要なことは,虚血の開始時に腸管腔へのEuをドープしたセリアNPの投与は効果的にスーパーオキシド蓄積を阻害し,IL-1bの発現を減少させ,腸病理を改善する。これらの結果は,虚血-再潅流中のROSの初期生産増加は腸病理を促進し,EuをドープしたセリアNPの粘膜送達はROS蓄積を阻害し,腸疾患の重症度を改善するための潜在的な治療アプローチであることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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細胞生理一般  ,  心臓  ,  心臓作用薬の基礎研究  ,  循環系の基礎医学 

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