抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:改良型経肛門吻合器直腸切除術(STARR)と周術期の骨盤底生物フィードバックによる排糞障害症候群(ODS)の臨床治療効果と安全性を検討する。方法 2013年10月から2015年3月まで、吉林大学第一病院結腸直腸肛門外科により、30例の排便障害症候群と診断された女性患者に対して改良STARR手術を行い、即ち吻合器を用いて直腸前突部に対して縫合切除を行った。同時に、周術期の生物フィードバック治療を併用した。すべての患者は術前に1回の骨盤底生物フィードバック治療(治療時間20 回/回、2回/d、10回は1つの治療コース)後に改良STARR手術を行い、退院後外来で2つの治療コースの骨盤底生物フィードバック治療を行った。治療効果の評価には,患者の一般状態と術後合併症が含まれている。治療前後の患者の主観的な分級(極めて良い:無症状、良い:1月から2回まで徐放剤を使用しない)、良い:1カ月3回以上の治療を行い、治療前の3種類以上は有効であり、得点は0~144点、得点は低く、症状は厳重で、直腸肛門管圧測定と排便の検査を行った。経過観察期間は,12か月であった。結果:30例の患者の平均年齢は57歳(46~72歳)で、平均疾患経過は3.9(2~20)年、術前のLongo ODS採点はすべて9点以上であった。すべての患者は順調に手術を完成し、平均手術時間は25(18~34)minで、平均手術後の入院時間は6(4~9)dであった。術後の局部疼痛の割合は20.0%(6/30)、尿貯留は16.7%(5/30)、肛門の膨満感は6.7%(2/30)、糞の急診感は26.7%(8/30)であった。その中の肛門の膨張感、排便の急な促進感はすべて術後1~3月以内に消えた。術後の出血、感染、直腸膣瘻、吻合口裂開と肛門失禁などの厳重な合併症はなかった。手術後の12か月の追跡調査の後,患者の主観的な有効率は93.3%(28/30)であった。治療前と手術前,骨盤底の生物学的フィードバック治療後のLongo ODSスコアは,治療前に32.95±3.22,バイオフィードバック療法後の手術前に32.85±3.62,t=1.472,P=0.163であった。改良ARSTR手術後1週間の患者のODSスコアは明らかに低下し(15.00±7.17,t=4.306,P=0.000),術後1週間は術後1週間より低下し続けた(13.05±7.49,t=7.322,P=0.000)。術後1,3,6,および12か月におけるODSスコアは,安定していた(F=2.111,P=0.107)。治療前と手術前のGIQLIスコアは,治療前(79.39±17.14)と手術前(76.65±17.56,t=1.735,P=0.096)の間に有意差があった。STARR手術後のGIQLIスコアは,91.31±21.35(t=4.714,P=0.000)で,術後1週間で,手術後1週間より増加した(102.26±19.24,t=5.628,P=0.000)。術後1,3,6と12月のGIQLIスコアは安定していた(F=1.211,P=0.313)。治療前と比較して,術後12月における糞便の造影検査により,直腸前突と直腸内の重なりは明らかに改善され,その中で直腸前突は(34.1±0.4)mmから(3.1±0.3)mmまで減少した(t=6.847,P=0.000)。【結果】肛門の直角角度は,(123.8±6.7)°から(134.7±8.5)°まで増加し,そして,肛門の角度は,(29.1±3.5)°から(37.1±5.3)°まで増加したが,しかし,会陰の程度は,術前のものと比較して減少した(P<0.01)。2群間に有意差は認められなかった(P>0.05)。治療前後の肛門管安静圧、肛門管最大収縮圧、直腸排出圧、直腸排出糞感覚閾値及び直腸最大許容量などの直腸肛門管圧測定パラメータの差異にはいずれも統計学的有意差が認められなかった(いずれもP>0.05)。結論:改良STARRと周術期の骨盤底生物フィードバックによるODSの治療は安全かつ有効である。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
